サラ・ムリノフスキ「魔女とほうきの正しい使い方」

小説/詩


 レイチェルはAリスト(イケてる人たち)に憧れるハイスクール1年生。
 ある日、母親と妹が魔女であることを知らされます。
 自分も同じ母親の娘なのに妹だけ魔女なんて不公平!
 でも、それなら魔女っ子修行中の妹を利用すればいい。
 ということで、妹の魔法でAリスト入り&モテモテに…


 主人公の自己中ぶりはかなりのもの。
 この年代の子供を主人公の作品は得てしてありがちですが…
 (ナンシー・ドルーとか魔女の宅急便のキキとか…etc)
 それにも増して自己中!
 呆れるぐらい自己中!
 まあ、単に欲望に正直なんだろうけど…
 それに主人公の一人称なので、本音が丸見え。
 建前なんてありません。
 まあ、14歳の女の子ですから仕方がないですけどね。
 人間誰でも考えることでしょうし…(大抵は自制するけど(^^;)
 この主人公を受け入れられるかどうかで評価が割れそうです。
 (駄目な人は、もしかして同族嫌悪?)

 さて、この結末は…
 大抵の人が予想する通りです(笑)。
 のび太がドラえもんの道具を自分の欲望のために使った結末と同じですよ。

  • 朔

    2011/06/27 23:56:17

    そうです。最後はジャイアンにぼこぼこですw
    まあ、当たらずとも遠からず。
    個人的には×××であって欲しかったなあ…と思います。
    (今後読む事があった場合に伏せ字にしときました(^^)バレバレですが…)
    お母さん、せめてもう少し遅ければ…
    最後はふしぎな事に「のび太、頑張れ」って気分になります。
    (一体何の話だよw)

  • ゴマ

    ゴマ

    2011/06/27 22:29:37

    わかりやすい結末をありがとうごさいます^∞^)www
    結局ジャイアンにやられて終わるって事ですね?!(え?違います??w)

    それにしても、面白そうな本ですねーー^∞^)自己中に惹かれますwwww