TAKKAN

TAKKAN

<独り言>

七夕

日記

年に一度、彦星様と織姫様が天の川で逢瀬を楽しむ日だが、
毎年決まって、晴天に恵まれない。
今年もその天の川は眺められないので、
お友達と共に、タウンへ出掛け、七夕の日の天の川を楽しんできた。
出掛けた先は、竜宮城イベントが始まったビーチ広場である。
イベントもまだ2日目の為、人の混雑がひどく、
同じパラレルに入る事が厳しかったが、それでも無事合流できた。
竜宮城への入口である橋が、とても良い雰囲気を醸し出しているので、
そこで佇み、天の川の登場を待っていた。
お友達とは、毎日会い、時間が許す限り話相手になってもらっているので、
彦星様と織姫様には、申し訳ないと思いつつ、その場で寛いでいた。
今年は、去年と違い、七夕の笹~2011~とひこ星~2011~も購入し、
七夕コーデが完成しているので、とても満足していた。
だから、今この瞬間も、自然にテンションが上がっていた。
人々が、竜宮城へ急ぐ姿を見送りながら、
じっと待っていると、ようやく天の川が現われた。
何度見ても綺麗で、その中にいると、とても幻想的である。
彦星様に扮した自分だが、織姫様に寄り添っていられ、
すっかり逢瀬を楽しんでいた。
雲の上では、本物の彦星様と織姫様が出会い、
その嬉しさからの催涙雨の為、地上からはその姿を見る事はできないが、
しっかりと肩を寄せ合って、甘いひと時を過ごしているのだろうと思った。
自分も、負けず劣らずに、いつまでもこうしていたいと感じていた。
今回も、とても楽しい時間であり、気持ちをしまっておく事ができず、
思わず外へ飛び出してしまった大きなハートには、
我ながら、少しだけ恥かしかった。