個人的に注目していた東証の新株式市場、TOKYO AIMにようやく上場会社が現れました。
「メビオファーム」という会社です。
TOKYO AIMができてからなんと２年以上たってのこと。よく見限られなかったものです。
http://www.yakuji.co.jp/entry23697.html

しかし、上場日も連休明けの上場2日目もメビオファームの初値はつかず。
2日連続ストップ安気配で売買が成立しませんでした。
（初日基準値1200円→900円→675円売り気配）
関係者にとっては悲惨な状況が続きます。
＜追記1＞　3日目もストップ安売り気配の507円、売買成立せずでした・・・
＜追記2＞　4日目もストップ安売り気配の381円、売買成立せずでした・・・
＜追記3＞　5日目もストップ安売り気配の286円でしたがそこでやっと売買が成立、
初値がつきました。



TOKYO AIMはプロ向け市場なので、私のような素人はここの株は直接買えません。
ただ、ウオッチするだけでもいろいろと参考になることが多いと思っています。
まずは、素人のいない株式市場というものがどういう動きをするのか？
・・・その関心に対しては、真っ先にえぐい答えが帰ってきました。


メビオファーム本体については、創薬ベンチャーとしての成否はともかく割とまともな会社かなと
いったんは認識しましたが、上場前後の動きからするとその判定は誤っていました。
周りに促されてのことなのでしょうけど、
・上場強行（報道されている状況から判断するに、上場は延期した方がよかった）
・中国企業との提携
・無理しているとしか思えない黒字予想を出してきた

・・・とくれば、怪しい会社とみなされるのは当然でしょう。


私がTOKYO AIMに注目しているのは、
規制やルールだらけの通常の株式市場を嫌ってここを選ぶ会社がある、と踏んでいたからなのですが、
今のところそういう会社はまったく現れません。

近いうちに店じまいするであろうTOKYO AIMを今後も冷たい目で眺めていこうと思います。

（マニアックな話題で失礼しました）

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