きいてニコタリーナ

きよ

ちょっと整理したいんだけど

私泣いてるの? 叫んでいるの?

日記

……夜って長いなあ。昼に起きているのより1日が長い。

さっき不意に、強烈な飢餓感に襲われて、

前から読みたいと思っていた本をたくさん注文してしまった。

いやびっくりした。なんなんだろう。

最近、腹の底がちりちり、じりじりするような焦燥や飢餓感を

割と頻繁に感じる気がする。

何も感じないより少しはマシか。



解き放てるその時まで、身震いこらえてる(エンクロージャーbyシグナルP)。

これを引用したのは、気づきたくないことに気づいたから。

私も、自分をエンクロージャーだと思ってるんだ、と。

いつか、いつか解き放つ。今は雌伏の時。

いつか自分の能力が認められて、本当の力を発揮できて、

いつかどこかで、私は活躍するんだ、と。

……文字に表してみると、赤面する限りだ。

現実から目を逸らした、この浮ついた楽観視。

何一つ行動もしないくせに。

どこからどう見ても完璧に中二病ニートの思考じゃないか。

いつまでも夢見てんじゃねえよ恥ずかしい……orz

このつまらないプライドと完璧主義を手放したいのは山々なのだが、

そうすると内側の自己無価値感や自信の無さが顕わになってしまうので

それはそれで怖くて仕方がない。がんじがらめで自分を守ってるんだ。

根本からなんとかしないとなんだよなー。なんとかなるかな?



ウイルスやファージは、異なる種の間の遺伝子の受け渡しも担ってるらしい。

生物がこれだけ多様に進化したのも、彼らのおかげとか。すごいね。

んで、その話と、茂木健一郎さんのツイートとかを見てて思ったのが、

人間の社会も、それとちょっと似ているんじゃないかと。

細胞や器官一つ一つが人間、生物それぞれの種は人間のコミュニティ、

そこからはみ出した人間はウイルスやファージ。

既存のコミュニティを超越したはみ出し者たちが、大きな変革をもたらす。

時にはコミュニティに苦痛を生むかもしれない。

それでも、もしかしたら生存競争に勝つ新しい形を形成するかもしれない。

悪は魅力的に見えることがある。自分たちにない新しい風をもたらしてくれるから。



……で、だ。私は小さい頃から、コミュニティに違和感を感じていた。

大学を卒業して一般企業に就職して働く、結婚して子供を産む、

そんな未来が自分にやってくることをずっと信じられなかったし、

今でもちっとも信じていない。違和感は強まるばかりだ。

これだけ見ると、はみ出し者になる運命だったかのようでもある。

でも、私は自分が、有益なウイルス的はみ出し者になる未来も信じられない。

他人の顔色をうかがってばかりで、自分の意見が持てず、

コミュニティに違和感を感じながらも、そこから飛び出す度胸も持たない。

ついさっき読んだ小説から引用すると、うまく「ずれる」ことができない。

コミュニティの中に沈倫する異物。腫瘍のようなもの。今の自分はそれでしかない。

なんとかしないと。そんな焦燥だけに焼かれている。



ここは、「現状」のパートかな。

いつも、ここから先に行かないんだよなー。

理想と現状の差に溜め息をついてばかりでさ。

じゃあ、現状を理想に近づけるために何ができるか?

そこが一番大切なのに。