哲学： 争いの連鎖を断ち切る
哲学： 争いの連鎖を断ち切る
http://tetugaku.blog.so-net.ne.jp/2011-07-25
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争いの連鎖を断ち切る
現代社会は、病的なまでに、他のとの比較するために意識化を図り、その結果、争いを生じ、争いの連鎖ができてしまいます。
争いの連鎖を断ち切る一つのアプローチが相対化をやめること、つまり、比較する事を、極力避けることです。
－呟き尾形－
意識とは、物事を自覚することであり、何事も意識化するということは、何事にも境界線をひき、言葉や数値化することです。
意識化すること自体悪い事というよりも、むしろ、人類社会が生まれたときから、意識化がはじまったわけですから、必要な事ではあります。
しかし、過剰な意識化は、病的とも言えるし、その結果、争わなくてもいいことまで、争わなくてはいけなくなるという争いの連鎖が生じます。
争いの連鎖は、あまりにもばかげています。
では、なぜ、病的な意識化がなされるのでしょう？
それは、過剰な相対化の価値判断の地位を上げてしまったことです。
相対化とは、何事も自分と他の比較するということです。
比較しすぎてしまうから、争いの連鎖が生じます。
つまり、争いの連鎖を断ち切るためには、相対化、つまり、比較する事を、極力避けることです。
