セカンド

リフレイン

小説/詩



雑踏の中
ウインドウ越しに見えるカウンター

何年か前の自分が座っている
一人二人三人四人

笑っている
泣いている

怒っている
悲しんでいる

今の自分はどれだろう
全部かな

後ろに流れていく自分の景色
なんとなくおかしい

だって
全てがわたしのリフレイン

だって
全てがわたしのリフレイン