ひとりごと

しめこ

思ったことをもちゃもちゃと書いてます。

卒業生K

日記

今日の夕方、陸上教室の卒業生のKが、私の職場の横のグランドに遊びに来ました。

今までは毎日来てたけど、卒業してからやや足が遠のきかけていたようなのですが、

今日は一人でサッカーしてました。


ふらっと出て行って近くに座っていると、ボールをパスしてくれました。

「・・しめこまたハジカれとん。」

・・んなことないし。

「ほかに誰もおらんの。」

・・おらん。私だけ。

「・・やっぱハジカれとるやん(笑)」



なんやらかんやらパスを出し合いながら他愛の無いことを話していました。

中学校の勉強のこと、部活のこと、陸上のこと・・



この頃、なんとなく元気がないというか、

まぁそういう年頃なのでそんなもんなんかなぁとか気にしながらも、

最近彼とゆっくり話すことがなかったのですが、

彼なりにいろいろ日々思うことはあったようです。


冗談交じりに話すけど、

どうやら部活でやる気のない人がいるのがすごく嫌な様子。

3年生が抜けた後の2年生や、1年生。


彼は頑張りすぎて故障し、

今もリハビリしながらやりたい気持ちを我慢しながら抑えて部活をしているのに・・

とは、本人は言わないけど、

そんなやる気のないチームメイトに静かに苛立ちを感じているようでした。

話しているうち、「ま、自分はその中でも頑張るけど」と笑顔を見せてくれました。




「てか、しめこ昨日グランド走っとった?」

え、なんで知っとん。

「ちっちゃいのがチョコチョコ走っとったで、そうだろうなーと思って」

ちっちゃい言うなー!!

「んで、なんであんな時間まで残っとん。祭りの練習のとき(夜)おったろ。車あったし」

・・なんで知っとん。


てか、気にかけてくれとったんや。




田舎なのでグランドはいつも誰もいなくて、

ランニングしてるときも実はちょっと寂しかったのです。

というのは、Kはじめ卒業生や現役生のおうちの灯りがぽつぽつ見えるから。

夕暮れ時は、なんかいろいろ考えてしまって、

なんか私って一人だなぁとか思ってしまうのです。

いかんいかん、そんなこと言うとらんと、頑張って走り込まな!


・・そんな葛藤をしながら日々走っていたのですが、

頑張ってるのを認められた気がして、すごく嬉しかった。


ほかにもいろんな話をしました。

なんだかあっという間だったけど、今日はKに会えてよかったです。





そういえば。再びKとの会話ですが・・


・・なぁ、うちおたまじゃくし育てとるんだけど、まだカエルにならへんの。

「まじで。それって新種ちゃうん。」

・・ほかの子はみんなカエルになったのに、その子だけ全然おっきくならへんの。

「名前はしめこだな」

・・・・しつれー!!


といいますか、本当にまだ足も生えないのです・・

大丈夫かな。

ほんとに私に似たのか、めちゃのんびりなのですが・・

ちょっと心配です^^;






「じゃぁな。はよ帰れよ」

・・おぅ。

言った後に、普通これって逆だよなぁと苦笑いしながら帰路に付いたのでした。