セカンド

花を贈ろう

小説/詩

去っていくあなたへ
花を贈ろう

赤い花は
きっと強すぎて似合わない

高貴な薄紫の花がいい
やさしい淡いピンクの花がいい

今から買いに行こう
あなたに贈る花を

幸せになって欲しいから
願いを込めて花を贈ろう

そしてドアの前に
そっと置いておこう

最後のプレゼント
おやすみの言葉を添えて



祈りって
気持が大切なのかな

暑くても寒くても
空は青い

そんなふうに
自分の祈りは変わらない





  • もも

    もも

    2011/08/10 22:01:22

    学生時代を思い出しました・・・
    あの時の花は何だったかな・・・^^;