グルメも命がけだわ その1
こんな記事を見つけたよ
詳細はここ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-761.html
やっと「内部被曝」という言葉が浸透してきたようです。
しかし、それを報じているマスコミ自身が、本当のところは「内部被曝」を理解していません。
少し難しいのですが、内部被曝をしっかり理解すると、放射能に汚染された食べ物を体内に取り込むことを、多少なりとも防ぐことができると思います。
私には、もちろん放射線の専門知識はありませんが、以下のことは多くの(まともな)専門家の間でオーソライズされていることです。それを、可能な限り分りやすく書いてみたつもりです。
まずは、内部被曝のさらに奥、「物理学的半減期」と「生物学的半減期」を理解する前に、下の動画をご覧ください。
テレビ番組ということで、初歩向けに平易な内容になっています。
videonews.comの神保哲生氏が解説しています。
ニュース解説 眼 8/3(水)内部被曝は核種を問う段階に
ガイガー・カウンターで計測できるのはγ線だけ。
これまでヨウ素131、セシウム134、セシウム137が取り沙汰されてきたのは、ガイガー・カウンターで計測できるγ線を放出する核種だから。
もっとも恐いプルトニウムやウランはα線しか出さないし、ストロンチウムはβ線しか出さない。
これらの核種は、現実に「そこにあっても」検出されないことになっている。
こういうことを解説しています。
上の表はECRR(欧州放射線リスク委員会)のリスクモデルを基にしています。
一方、ICRP(国際放射線防護委員会)のリスクモデルでは、ヨウ素131の生物学的半減期は138日とされています。
しかし、生物学的半減期を言っているにもかかわらず、ICRPは内部被曝を「ないもの」として外部被曝だけを問題にしています。
ICRPを信じたら、殺されます。
そして、日本はICRPのリスクモデルを基に暫定基準値を決めています。
なんと、おめでたい官僚たち。
ICRPは、ヒロシマやナガサキの被爆者を経過観察して膨大なデータを蓄積しています。
このとき、内部被曝に関するデータも同様に蓄積したのですが、そのデータは日本を始め、世界各国には一切公表してしません。
ICRP自体が内部被曝を認めているのに、外部被曝しか問題にしないのは、人体実験がICRPの目的の一つだからです。
ICRPのリスクモデルを採用している学者たちの背景を疑わないとダメでしょう。
政府はヨウ素131、セシウム以外の核種も計測しているはずです。
飯館村には、早くから文部科学省の人間が放射線の計測に入っていたと言います。
物理学的半減期と生物学的半減期は、並列に比較できるものではない
物理学的半減期と生物学的半減期の二つは、内部被曝と核種についてまとめられた表には併記されています。
両者のモノサシは別物ですから、比較することはできません。