自傷少女の歌
もしも、私が似非だとしても、
流れ出る血の色は同じ 赤。
たとえ、それすらも似非だとしても、
この痛みだけは本当なの...助けて!
生まれてから一度たりと 誰からも愛されないまま
他人の視線ばかり伺って生きてきたの
思い出は傷つかない 初めからそんなモノは無い
誰も私の事など要らないと解っていた
肉ってホントは白いんだ。
脂肪かもしれないけど。
切ってから血が出るまで、
少し、時間があるんだ。
脂肪かもしれないけど。
切ってから血が出るまで、
少し、時間があるんだ。
ダメな自分に今すぐ 重い罰を与えなくては
冷たく光るナイフ 握りしめて震えたけど
眼を閉じてすっと引いたのは 一筋の赤い傷跡
今は何も躊躇わずにできる 何度だって
冷たく光るナイフ 握りしめて震えたけど
眼を閉じてすっと引いたのは 一筋の赤い傷跡
今は何も躊躇わずにできる 何度だって
きっと生まれてきたことが 何かのマチガイだから
自分の手で正すの ここから立ち去らなくちゃ
これが最後になるの いつの日か救われますように
祈るように刻んでいた 「私は生きていた」と。
狂気を抱いたままで
在り続けるしか ない
自分の手で正すの ここから立ち去らなくちゃ
これが最後になるの いつの日か救われますように
祈るように刻んでいた 「私は生きていた」と。
狂気を抱いたままで
在り続けるしか ない
役立たずの命が流れ出しても 何一つ
変わらず世界は回り続ける
硬いベッドの上で目を醒まして 辺りを 見回す
カラダよりココロが壊れていた
変わらず世界は回り続ける
硬いベッドの上で目を醒まして 辺りを 見回す
カラダよりココロが壊れていた