M-16が狙撃型のﾗｲﾌﾙではない、という説明はここでは省きます。
漫画家さいとう・たかをさんが銃に詳しい友人に「殺し屋が使うﾗｲﾌﾙは何がいいか」
もしくは「銃を紹介してくれ」と聞いたところ当時「戦争映画に良く出てくるM-16がいいだろう」とアドバイスされたそうです。
銃に詳しい友人は殺し屋が狙撃型だったのを知らなかった、もしくは漫画で殺し屋が使うとは聞いていなかったのです。
だからM-16なんて銃を勧めたんだ、という話です。
ｺﾞﾙｺﾞ13の第一巻では狙撃で相手を殺す、という話が少なかったように思います。
建物に侵入して相手に近づいてから殺す。そんな感じでした。
それが段々、狙撃で片付けるようになっていったのです。
つまりｺﾞﾙｺﾞの殺害方法が後で狙撃に変化したから銃が合わなくなった、のではないでしょうか。
ｺﾞﾙｺﾞ氏も反省するところがあったのか、長距離の狙撃ではもっといいﾗｲﾌﾙを使うようになりました。
http://www.a-rchery.com/arrow22.htm
デイブ・マッカートニーが狙撃の難しさを解説していますが、ｺﾞﾙｺﾞが普段使っているﾗｲﾌﾙが「狙撃に向かないですよ」という台詞だけは絶対に言いません。

http://t8.wtakumi.com/s/honoka/1314054731352537.jpeg
http://ip1.imgbbs.jp/read1/rakisuta/3/403/13.html