頑張りん子

国立天文台より抜粋。

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天の川の中心にあるセファイド変光星を世界で初めて発見
―銀河の中心で数千万年ごとに起こる星のベビーブームを示唆―



天の川の中心(以下、銀河系中心と呼びます)は、
大質量ブラックホールや 大量のガス、
非常に密集した星の大集団などが混在していて、
天文学でもっとも重要な場所の一つです。

私たちは、「セファイド変光星」という天体がその中心領域に
存在することを 世界で初めて見つけることに成功しました。

これは、銀河系中心に対して赤外線、電波、X線などで
様々な観測が 1960年代以降行われ続けたにもかかわらず、
見つかっていなかったものです。

さらに、セファイド変光星の周期性から年齢がわかる
という特徴を利用し、
銀河系中心でいつ星が作られたかという歴史を調べました。

その結果、7千万年前から3千万年前にはあまり星が作られず、
今から2500万年前あたりで活発に星が作られたことが
わかりました。

銀河系中心で数千万年ごとに星のベビーブームが
起きていることを 示唆する結果です。

今回の発見は、銀河の中心で起こる星形成の歴史に
新たな視点で迫るものであると同時に・・・

なぜ星の作られるペースが変化するのか、
星を作る原料となるガスが どのように銀河系中心に
供給されるか、 など多くの謎を投げかけるものです。


結構 大きな発見らしいですね。

これから また長い時間がかかりそうですが、
一つ一つ 解明していけたら、いいな・・・(๑´‿`๑)