「言っておきますけど、今回は、そんなに面白くありませんからね！」
「それは、しょうがないんじゃない？ オイラたち、一般人なんだし…」

「あ、それもそうだね！ 一般人だから、ズルしてロンドンブリッジをくぐりぬけても大丈夫だしね」
「え？ ロンドンブリッジ？　ズルしてくぐりぬけるのは、ハードルじゃなかったっけ？」

「そうだっけ？ あ、そうか！ ロンドンに行くための最初のハードルは、パスポートの取得か！」
「え？ それよりも、英語を話せるようになるのが先じゃん？」

「あぁー、オイラが中学生の頃は、まだ鎖国してたから英語の勉強は、したことないんだよねぇ…」
「え？ 鎖国 って…。　出島か！」

この時間は、出島外国語スクールの提供でお送りします。


「では、発表いたします！ スカイボーヤが、お気に入りのお笑い芸人、３組目はこの方たちです！」
「はい。 ３組目は、『スマイル』 です！」

「え？ じらしたわりには、誰？ って、感じでしたかね…」
「え！ そんなことないよ！ 今、人気急上昇中の二人だよ！」

「え？ そうなの？」
「うん。 そうなのかも？」

「だからかな？ ＶＴＲを探したけど、ネタをやってるのが全然ないの！」
「だよねぇ。 でも、スマイルの二人の雰囲気がわかるような動画が見つかりましたので、ご覧ください」

スマイルの意気込み
http://www.youtube.com/watch?v=J7FZpKqTVfQ

「と、言うわけで、３組ご覧いただいたわけですけど、だいたいスカイボーヤのお笑い芸人の好みがわかり
　ましたね？」
「ええと…、片方は、そこそこイケメンさんであるべきなのかな？」

「そして、片方は、かなり個性的？　いや、顔で決めてるわけじゃないんじゃない？」
「そうかもね。 あ？ 漫才の人ばっかりだったね？」

「あ、そういえばそうだねぇ…。 ねぇ、銀ボー？ コントの芸人さんで、誰かおすすめの人いる？」
「そうだねぇ…、『キングオブコメディ』 は？」

キングオブコメディのネタ
http://www.youtube.com/watch?v=LpYrxozg9sw&feature=related

「おぉ！いいねぇ！ じゃあ、この４組を、お笑い四天王ってことにしちゃう？」
「えぇ！そんな大事なこと、オイラたちだけで決めていいの？」

「じゃ、国民投票で決める？」
「え？ 国民投票で決めるのは、四天王を、十天王に引き上げるときだけじゃん？」

「え？ 消費税みたいなこと言うね？」
「そういえば、そうだね。 いったん上がると下がらないから気をつけないとね」

「そうだねぇ、いったんステージに上がると、上からタライが落ちてきたり、辛いものを食べさせられたり、
　ケーキは顔面で食べなきゃならないし、そのあと熱湯風呂に入らされて、熱いと言えば氷のプールに
　落とされ、無知で叩かれ…」
「ちょ、ちょっと待って！ それ全部いっぺんにやったら、身が持たないよね？」

「そうなの、可哀想なの。 だから、若手芸人保護法案を提出します！」
「え？ 野党の反対多数で否決されるよ、きっと」

「残念…。 でもさ、オイラは、人の不幸を見て笑うみたいなの好きじゃないんだよね。 やっぱさ、芸人は
　芸で勝負してもらいたいわけ！ ネタを練って！」
「でもね、あの痛そうなのも、リアクション芸って言って、あれはあれで凄いらしいよ」

「え？ そうなの？ じゃ、国民栄誉賞をあげちゃおうよ！」
「え？ なんだか、極端な人だねぇ…」

「どうせやるなら、パントマイムをやればいいのにね！」
「金ボーヤは、意外にパントマイム上手だよねー」

「よし！ オイラの実力を見せてやる！」
「おぉ～、　カベ、カベ、カベ、 マド？ 窓を開けるの？ 上に開ける窓なのね？ かなり、重い？ ウ、ウ、
　あ、開いた！ 開いたけど…、え！よじ登って、外に出ようっての？ やめたほうがいいんじゃない？
　落ちないでよ！ あ、出た！出られた！ え？ また、登って、部屋に戻るの？ す、すごい無事帰還！
　でも、この凄さを、皆さんにお見せできないのが残念… 」

こんばんはー、スカイボーヤです～。

「あ！ スカイボーヤ、今ごろ来た！ 遅いよ！」
「そうだよ！ あと３分しかないけど？ それでも、一言いいたいの？ うん。では、どうぞ」

はい。 一周年記念と言うことで、金、銀、普通の３人でお送りしてきました御三家ラジオは、いかがだった
でしょうか？ ３時間お付き合いいただきありがとうございました。 このあと、１０時からは、白ひげジーヤの
グッドナイト ミュージックです。今日は 『お月見に合うあの曲』 と題して、お送りします。 引き続き、ニコット
ラジオでお楽しみくださいね。

「ねぇ？ よくまとめてくれたのはいいけど、”３時間お付き合いいただき” って、終了３分前に来たボーヤが
　言うセリフじゃないよね？」
「ホンマにもう、やめさせてもらうわ！」