黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。47

小説/詩

「人類は衰退しました」 現在6巻
著者・田中ロミオ  出版・小学館(ガガガ文庫)

あまり何も考えずに読める本。
坂道を転がる雪玉みたいな話で好き。どんどん転がって加速して大きくなって、あるとこでパンッと割れちゃう。
最後には砕けた雪が残る・・・みたいな。


人類が緩やかに衰退して数世紀。あらゆる文化は過去の遺跡となりました・・・。
すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。 妖精さんは・・・なんでもできます。

甘いお菓子や楽しい言葉で盛り上げて、一晩経つとあら不思議。
近代都市が出来ちゃいました。 ミニチュアビルがガンガンと。ロボット発進!
あるいは原始時代。恐竜は紙製。ペーパークラフト。どんどん進化して最後には


主人公の“わたし”が回を追うごとに妖精使いになってきます。ポール状にして携帯とかポケモンかよ。
同人誌にハマった友人Kが何気にお気に入り。彼女らはマンガになりました。作画はもちろん妖精さん。