北米のカリフォルニアから、中米のメキシコ一帯で大規模停電がおき、

３５０万人以上が不便な思いを下と言うニュースがあったので、

日記に書いておこうと思いました。


http://www.cnn.co.jp/usa/30003935.html


日本と違って電力会社が選べるアメリカ、

電気の値下げ競争もあるようで、少しでも電気代の安い会社が選べるなんて、

なんて素敵な国なんだろうと、お財布を眺めながら思う反面、

一番お金が掛かるインフラ整備、電線の管理、電柱の管理、大規模震災時の

インフラの復旧費用の捻出等が、日本より数倍複雑な手順を踏んでいるのが

伺われ、２００３年にも原因不明の大停電が発生していたりする。


http://ja.wikipedia.org/wiki/2003%E5%B9%B4%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E5%81%9C%E9%9B%BB


こういうのを見ると日本の場合、東北や関東で電力不足だからと言っても、

変電所である程度周波数を変換して、他の地域から電気を配電できるシステム

がある日本って、有る意味凄いんだなぁって思わされます。

確かに完璧じゃない。　日本が原子力が無くてもやっていけるほど完璧じゃない。

と言うか、完璧な電力供給が出来ている国ってどんな風にやっているのだろう？

勿論人口が少ない所は出来ているでしょうが、インフラの規模が大きくなるほど

こう言う事が大変そうに思います。

あ、これは決してアメリカが脆弱と言って居るわけではありません。

日本も一歩間違うとこうなってもおかしく無いと言うことは忘れてはいけないと思う。

他の国のシステムを笑うものは、自分の国のシステムで同様に泣くと思っています。


私は１９９４年、アメリカのノースリッジ地震で高速道路の高架が崩れ落ちて居るのを

テレビのニュースキャスターが、「日本は地震大国ですから高速道路の耐震性が

違いますから、こんなに崩れ落ちるなんて事は無いですね」とアメリカの高速道路の

つくりをバカにしていたのを聞いた翌年・・・

１９９５年に阪神淡路大震災で、高速道路が崩れているのを目の前で見ました。


最近お隣の国、中国の情報がよく入って来るようになり、３０年前では信じられなかった

中国国内のニュースを普通に見られるようになってきていると、よく小日本と言う

言葉も耳にする様になった。　いい意味でないことも知った。

確かに中国に比べたら小さい国だ。

しかし小さいと言っても、人口は世界で１０番目に多い国で、

国土は２３２か国中６２位に位置していて、人口密度は世界で１８番目に高い。

そして１人当たりの電気を使う量は、世界で４番目に多い国だ。

１人あたり使う電気の量だけで言うと、中国よりもずっと大きい国なのだ。

資源が無いのにこれだけの電力を維持していられるのは、今は円高のおかげも

多少はあるだろう。　何分海外では戦争が続いていて、昔のオイルショックみたいな

事になっている国もあるようだし・・・

アメリカでも１ガロン（約４リットル）３ドルが４ドルになったと言う話も耳にします。


だから・・・


トイレの電気切り忘れたの僕じゃないってば！



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