インドでは近距離の移動にはオートリクシャーというオートバイを改造したような乗り物を利用することが多くありました。これでのトラブルはほとんどなかったのですが、タクシーでは何回かトラブルがありました。

その１
デリー空港に着いたときのことです。研修先の先生と助手の方がお迎えに来てくださり、タクシーでステイ先へ向かったのですが、途中で運転手が突然停車して、ヘッドライトを点検しに行きました。ドンドンとたたいているので、何事かと思い聞いてみると、「カバーが外れそうだ」という返事でした。しばらくするとまた停車して、今度は車の後ろの方へ歩いていきました。見てみると、ヘッドライトのカバーが外れて転がっていました。
（正直言って、この時はえらい国へ来てしまったと思いました　(^_^;)＼(‘_’) ォィォィ…。）

その２
今度はデリーの国内線の空港でのことです。研修先まで帰ろうとプリペイドタクシーに乗ることにしました。この時はワンボックスの車でしたが、空港から乗るプリペイドタクシーなので少々高い料金でした（日本と比べるとダントツで安いのですが）。この時は乗った時から変な感じがしていたのですが、案の定、目的地に着いてから追加料金を払えと言ってきました。夜の８時ごろのことですし、運転手の他に助手がいるので、えらくやばい雰囲気です。それでも、「これはプリペイドタクシーだから払わない」と毅然とした態度をとり続け、荷物を持ってさっさと降りたら、諦めて帰っていきました。
もし、おどおどとして追加料金を払っていたら、身包み剥がされていたような気がします。
聞くところによると、インドに限らず海外ではこのようなトラブルが多いそうです。特に女性の方はタクシーに乗るときは複数で乗るようにしてくださいね。

今になっては笑い話ですが、怖かった（面白い）話は続きますので、ご期待ください。