ホテルで目が覚めて、チップをベッド横のスタンド台に１ユーロ置きました。朝食は７時からなのでかなりの時間があります。５時に目を覚まし、旅行記用のメモを書き始めました。想い出しながら、傍らの時計に目をやると、現地時間で６時４５分ですが、外は、まだ夜が明けていないで、まっ暗闇です。
６時１５分モーニングコールがありました。
７時１５分にキャリングバックをポーターがとりに来てくれるので、部屋の外に出しました。

７時５分前に、レストランに行きましたら、珍しく準備が終わり、受付をして中に招き入れてくれました。
ふつうは、時間に正確できっちり時間道理でないとレストランの中には入れてくれません。

朝食は、バイキングで、食パン、クロワッサン、パンドミー、ソーセージ入りミニパン、クリーム入りパン、
クルミ入りパン、チョコパン等数え切れない種類のパンがあり、チーズも多種のものがあり、生ハム、からサラミ入りハム、普通のハム等、
牛乳、バレンシアオレンジジュース、パイナップルジュース、マンゴジュース、グレープジュース、ピーチジュース
ヨーグルトはダノン製品で数多くの種類のものがあり、日本のものより容量は倍以上の大きさのものに入っていて、食べごたえがありました。僕の食べたのは、絹ごし豆腐のような感じのものでした。酸味がなく、味もなく、甘みもなかった。
イチジクのゼリー状のものは、珍しくおいしかった。
フルーツはメロン(日本の昔のまくわ瓜とアンデスメロンの中間のような感じ）、モモ、バレンシアオレンジ、パイナップル、アップル、パイナップルほか

パンはクリームパン、ミニソーセージパン１つ、クロワッサンミニ、ライムギ入り食パン１枚、
野菜を盛り合わせ、スペイン風オムレツ（トルティーリョ）１切れ、生ハム１枚サラミ入りハム１枚、普通のハム１枚、ヨーグルト１個、牛乳コップ半分、バレンシアオレンジジュースコップ１杯、コーヒー１杯
水１杯を口にしました。
もう満腹、満足でした。

チェックアウトを８時に済ませて、ロビーに８時１０分集合でした。
全員そろって、バスに乗り込みました。

添乗員の木下さんからバスの運転手でグラナダのバス会社から来たアントンさんの紹介があり、いよいよ観光のスタートです。
バルセロナの街中の一番の繁華街でブランドショップ(リアドロ、カンペール、ルイヴィトン、バーバリー、ザラ、ロエべ、トウス等）が並んでいるグラシア通りにあるあの「アントニオ・ガウディ」の建築した「パトリョウ邸」「ミラ邸」を車窓から眺めました。
眺めているだけで楽しくさせる奇抜な感性の持ち主のアントニ・ガウディ。
おとぎの国にでもありそうな建築物。
おどろき、すごーい、すてーき。

サクラダファミリア（聖家族教会）へと向かいました。
世界で４番目に有名な建築物。
いまだに建築中。
１８８３年に、建築主任としてアントニ・ガウディが就任。
キリストの
生誕
栄光
受難
を描く３つのファサードに、１８本の尖塔を予定しているが、今日現在では８本が完成。
昨年ローマ法王が訪れることになったので、「受難」の部分を急いで完成させたとのことでした。
日本人もその建築に参加しているとのこと。
数年前までは、完成まであと１００年はかかるだろうと言われていましたが、昨年には、あと４０年、今日現在では、２０３０年には完成するであろうと予測されています。
その理由は、スペインの国は一切建築にかかわる費用は拠出していないで、一般の人の寄付と入場料だけで、建築費を賄ってきたからです。
近々有名になったため、世界から観光客がどーと押し寄せてきたからだそうです。
この調子だともっと早く完成が見られるかもしれませんね。

外観の彫刻もすばらしい。
アントニ・ガウディは、３１歳から生涯をかけて、この建築に携わったのです。

東から入口に、生誕のファサードがあり、キリストに誕生から幼少期が描かれています。
ガウディが生存中に完成。
協会の中に入る。
西側の、受難のファサードに抜けて、最後の晩餐家、磔、昇天までを描いた彫像を見る。
現在のスペインの作家による作で、東側の彫像と趣が違います。
ディフォルメされたキリストは、又それなりに傑作。

３０分ほど自由時間があり、ショッピング(教会から外に出てサッカーのバルセロナのグッズのショップ）グループと教会内の土産物ショップと建築の博物館のグループに分かれました。
バルセロナのショップにも未練がありましたが、博物館グループで、サクラダファミリアの
歴史を知りたいという知的好奇心が勝りました。
一部で、製作をしている人の現場を見ることもできました。

時間の過ぎるのが愛おしく感じられました。

集合して、バスに乗り、グエル公園に行きました。