子どもの頃からねこが大好き。
でも、親は飼ってはダメと…。

結婚する直前の頃は、隣の空き地に捨てられていた２匹の子猫を主人が拾って
ほんの少しの間、家の中で飼っていたみたい。

でも、猫嫌いの義母が退院してきて
「家のなかは勘弁」
というので、外の小屋の中に餌やベッドのようなものを置いて、そこで
飼っていました。
白地に虎模様が転々とあるのが「ちゃ」で、雪うさぎのようにまっしろいのが「しろ」でした。

東京から栃木へ嫁いで来て、右も左もわからず、友達もいなかった私の
良き話し相手、遊び相手をしてくれた２匹でしたが、息子を生むとすぐに
「しろ」が車にはねられ死んでしまいました。

それから２年後、娘を出産後…またすぐに「ちゃ」が車にはねられて死んでいるのが
見つかりました。

どちらも子どもが生まれて１週間足らずの出来事でした。
自分たちに都合の良い解釈をすれば、子どもの命と引き替えに連れて
行かれてしまった…と。

２匹とも主人が連れて帰ってきて、埋葬しました。
「子どもを無事に生ませてくれて本当にありがとう」と思いながら手を合わせました。


先日、我が家の敷地内で子育てしていた母猫は、姿形が「ちゃ」にそっくりです。
見かける度に「ちゃ」が子どもを生むようなことがあったのならこんな感じなのかな。
あの母猫と「ちゃ」は、きっとどこかで血が繋がっているよね。
だってしっぽの短いところまでそっくりだものね…なんてことを、主人と話すのでした。

ねこちゃん、飼いたいけれど…子ども達は２人ともアレルギーをもっているので。
毛が抜けないねこちゃんなんていないものね＾＾；
洋服に毛がびっしりついてしまうのもちょっとなぁって思ってしまう自分もいるので、
敷地内を行き交うねこちゃんに、熱視線を送る生活でガマンするしかないなぁぁあ。。。