リレー日記・厭な小説
京極夏彦「厭な小説」
最初は平山夢明の「他人事」のほうが、
ずーっとずーっと厭な小説だと思っていたのです。
なにしろ「他人事」ったら、
40代ひとり暮らしの女性の住まいにいきなりやってきたふたりの男子大学生が、
「俺たち、おばさんとプロレスしたいんだよ」
ええ? うぎゃああ、悲惨!!
だとか。
定年退職後のサラリーマンが人間としての権利をすべて剥奪され、
おじん狩りのターゲットにされるとか、
そんなストーリィばかりなのですもの。
そんなんがけっこう好きで、
そういうのを読んでは、
「うげげげ、ひどっ!!」
と気分悪くなるのが快感……
快感ではないのですけど、
こんな私は変態でしょうか。
で、京極夏彦氏のこの「厭な小説」も相当なものでした。
小説を読んで厭な気持ちになりたくない方は、
「他人事」と「厭な小説」はくれぐれもお読みになりませんように。
茜
2011/11/11 12:33:16
苦手でしたらおやめになったほうがいいですね。
私もお金、ありませんので、たいていは図書館ですが。
だいしょうじ
2011/11/08 17:58:13
なんだか宣伝してるみたいw
この手はわたし弱いので、ぜったいに読みません!!
というよりも・・・本に費やす金がないw