メルトのアジト

金田一耕介

小説/詩

なぜか秋になると金田一耕介さんものを読みたくなる。
私は家系図が大の苦手なんで、何度読んでも登場人物の関係が覚えられず、いや悪くすると読んでる時点でまったく理解できていなかったりするんで、何度読んでもOK。
耕介さんものは結構読んでるかもだけど、どれが一番好きっていうのは実はない。んー・・・映画化されたものなら『八つ墓村』の小川真由美さんがサイコーに魅力的で、あれが一番だと思うけど。

まぁなんつーか、背景としては乱歩のさ、浅草にまだタワーがあった頃の方が妖しくて惹かれるけど、横溝のおどろおどろしさも時々無性にほしくなるね。