マネーボール

映画


 主人公はメジャーリーグ球団アスレチックスのGM。
 あと一歩で地区優勝を逃し、次年度に向けて新たなチーム作りを始めるが、
 主力選手は引き抜かれ、補強しようにも資金は無い。
 そこで彼は、周囲の反対を押し切り、数字(データ)に基づいて
 理論上勝てるチームを作り上げる。
 素行不良、怪我人、全盛期を過ぎた選手等…他チームでは低評価の寄せ集め。
 当初、低迷していたチームは、やがて大方の予想を裏切り…
 実話を映画化。



 この映画の感想…

 「爽快感なし」

 サクセスもの(?)の筈なのに爽快感とか高揚感とか…何処行った?
 全体を通して何だかどんより…

 まず、前半の低迷期が長くだれる。
 (現に会場も集中力が低下し、ざわつき気味だった)
 更に、連勝記録を更新しても素直に楽しめない。
 チームは好調なのに突然のトレード、無情な首切り…選手は駒扱い。
 プロの世界は残酷…
 一部の選手を除いて使い捨て、その後の保証無し。
 (将来の事を考えたら、無難に学歴があった方が良いな…)
 そして、中途半端な結末。
 さすがに事実を変える訳にはいかなかった模様で、
 ハリウッドものお約束の大団円の結末に非ず。
 …なのは別に構わないのだが、この映画の最高潮は何処?
 チームの20連勝記録?
 それとも、GMが最高額を提示されて評価されたこと?(うーむ)
 このGM、現実世界ではまだ現役とか…
 (何も今、映画化しなくても…ねぇ)

 それから、このチーム…あんまり楽しそうじゃないよね。

  • 朔

    2011/11/09 00:11:57

    蓮花さん、コメントありがとうございます。
    感性は人それぞれなので、面白いと思う人も沢山いると思います。
    (個人的には凡作の評価ですが…)
    チームが一丸となって…といような人情劇がないので、連勝しても爽快感が薄いですが、主人公目線で楽しめる人なら良いかもしれません。
    特にブラッド・ピットのファンなら楽しめるかも…?

  • 蓮花

    蓮花

    2011/11/08 23:47:50

    わ。。そうなのですか> <

    えっと観に行く予定なのですけど

    少し。。揺れちゃいました^^