セカンド

影法師

小説/詩

金星と木星がよく見えます
二つとも明るすぎます

私を見てといっているみたい
王と女王ですかね



夕暮れの光の中に影が割れた
長い長い影が割れた

それは人を愛する影であり
それは人を憎む影であった

陽は沈みかけ
最後の息を吹きかけてくる

人は右手に愛をとり
左手に憎しみをつかんだ

捨て去る事のできない二つを
急いで心の中に投げ込んだ

瞬間

陽は落ち
影は消えた

だからなのだろうか

人は人を愛し
そして人を憎んだ



人間って
いろんな心を皆が平等に持っていると思う

どれが強いか弱いかで
その人が決まってしまうのかもしれない

道しるべを見つけて

自分をいい方向に変えられる人って
強い人だと思う



#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2011/11/20 01:26:13

    みのあ様

    人は人を愛するために生まれてきてはいないと思います。
    でも愛するために生まれたと考えたいです!


    まめめ様

    それは私の理想かも
    まずは目標に向かっていく気構えが必要かと

  • まめめ

    まめめ

    2011/11/19 10:05:42

    詩の内容が深いですね。とても感動しました。

    セカンドさんの言葉
    「道しるべを見つけ自分をいい方向に変えられる人」
    これはセカンドさん自身がそういう人だと私は思う。

  • みのあ❀

    みのあ❀

    2011/11/18 21:18:31

    当の神話では 憎しみから愛が生まれた‥とされていますね
    前後の物語を存じませんが‥

    人は人を愛するために生まれてきたの?それとも‥

    などと考えていると 一生はあっという間かもしれませんね^^
    道しるべ‥わたしはまだ見つけられずにいます

  • セカンド

    セカンド

    2011/11/18 09:27:23

    うらん様

    深く深く考えると・・・
    ん~

  • うらん♥

    うらん♥

    2011/11/18 01:43:36

    常に対照となるものがあるのですよね。
    光があるから影も成り立つ。また その逆も・・・

    どちらか一つでも成り立つものって
    あるのでしょうか?