セカンド

冬の光りに

小説/詩


冬の光りに窓をあける
冷ややかな空気が肌に触れる

その冬の精一杯の光りを
手ですくった

かわいらしい暖かさが
指の先からこぼれれ落ちる

むかし夢がこぼれ落ちていったように
むかし愛がこぼれ落ちていったように

夢を力いっぱい握りしめた
愛をつかもうと握りしめた

なのに
夢は愛は砕け散っていった

止めようとする間もなく
流れ出て消えていった

いまかわいらしい暖かさが
指の先からこぼれ落ちていく

いつまでも消えない暖かさを
手のひらで感じている

あなたは
私の友達なんですね

もう一度手を握りしめてみよう
冬の光が消えていくまで



外は寒くても
日だまりは暖かいです

友達と同じようにね
ふと思いました

  • セカンド

    セカンド

    2011/11/24 20:26:35

    ポン田さん

    なんにでもチャレンジです

  • ポン田

    ポン田

    2011/11/24 17:48:03

    セカンドさんは メルヘン的作品だと 思ってたので

    以外(*≧∀≦*)

  • セカンド

    セカンド

    2011/11/24 01:13:28

    まめめ様

    寒い日が続くと
    暖かさが恋しくなりまする
    人の温もりも欲しくなりますね


    ミミ様

    訪問ありがとうございます
    暖かさって
    人間には必要ですよね

  • ミミ

    ミミ

    2011/11/23 23:05:38

    ブログ広場からお邪魔しました

    冬の陽だまりの暖かさ
    木々の間から指す優しい木漏れ日
    そっと握り締めた手の暖かさ
    そんな事が感じられる優しい詩でした

  • まめめ

    まめめ

    2011/11/23 09:44:09

    冬の日だまりって好きです^^

    どんなに寒い冬の日でも悲しい心を
    ほっと優しく温まらせる日だまり。。

    セカンドさんの心も日だまりみたいだね^^

  • セカンド

    セカンド

    2011/11/23 09:00:08

    うらん様

    ほんと寒いので
    日だまりがやたらと暖かく感じますよね

  • うらん♥

    うらん♥

    2011/11/23 08:33:34

    暖かなひだまりを
    握っていたいですね^^