☆州政府職員
州政府のとある職員がオフィスに座っていた。退屈しきっていた彼は古い書類棚に何が入っているか調べてみることにした。あちこち引っかき回しているうちに、古い真鍮のランプが出てきた。
「ウチの暖炉にピッタリだな」彼はそう決めて、このランプを自宅へ持ち帰ることにした。
ランプを磨いていると魔人が現れた。
「我輩を解放してくれた礼に3つの願いを聞き届けて進ぜる。さあ、何が欲しい」
「今すぐキンキンに冷えたビールが飲みたい!」
ビールを手にした彼はそれを飲む。頭が冴えたところで、二番目の願いを口にした。
「若くてきれいな女の子がいっぱいの島へ行きたい」
彼は突如、ゴージャスな女性たちがいる島にいた。彼女たちはお色気ムンムンの視線を注いでくる。
魔人に3番目の、そして最後の願いを告げた。「二度と働かなくても良い身分になりたい」
ブーン!
彼は自分のオフィスに戻ってしまった。
タチコマ
2011/11/27 23:07:09
日本の役所も似たようなもんですな^^
saki
2011/11/27 21:47:10
ww
もともと働いてなかったんですね…。
パドメ
2011/11/27 20:32:01
州政府職員は、『二度と働かなくても良い身分』だと言う事なんですね。