TAKEのつぶやき

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☆「裏返し忠臣蔵」柴田錬三郎

小説/詩

そろそろ忠臣蔵の話題が多くなる季節と思いますが、このような小説をご存知でしょうか?

さすがに柴田錬三郎の小説です。発想が違います。

吉良上野介には剣の達人である双子の兄がいたというとんでもない発想がこの話しを面白くします。さらに、その兄が浅野内匠守の父親を斬ったことが因縁の始まりだったといういかにも柴田錬三郎らしい展開があり、極めつけは、寺坂吉右衛門が大石内蔵助子飼いの忍者だったというところでしょう。

毎年繰り返される同じ内容の忠臣蔵に飽き飽きという方にはお勧めです。