食べ放題を指したバイキングという言葉は徐々になくなっていく運命にあるそうである。ちらほらと増えているようであるが、日本でも欧米並みにビッフェという言葉が徐々に定着してきたようである。
それでも、今はまだまだバイキングといった方が分かりやすいのではないであろうか？

ところで、近頃オーダーバイキングというシステムが人気になっているらしい。店側も注文を受けた分だけを作ればいいので、作り残し、食べ残しが少なくていいらしい。
ところで、ひねくれ者の集まりであるわが一派はよからぬことを考え付くのはお手の物である。オーダーバイキングである以上、メニューに載っている料理の注文は全てＯＫのはずである。そこで、わが一派は考え付いた。

“最初から最後まで同じ料理を注文し続けるというのはどうであろうか？”

注文を聞きに来る係りも、料理を作る係りも、そして料理を運ぶ係りも、不思議そうな顔をするのは考えてみるだけでもゾクゾクしてくる。料理よりもその反応を見て楽しもうという企画である。

近々、第一回目を敢行しようと思っている。二回目、三回目も同じ店で実行すればその価値はさらに上がるであろう。

また、スナックでカラオケバージョンというのも考えられる手である。