野田ともうします。の野田さんてだれかに似てるなあ・・だれだろう・・とずっと考えてたんだけど、
今日判明しました。厚生労働省の村木厚子元局長でした。

それはさておき、先日読んだ村木さんの自伝もなかなか面白い本でした。

「あきらめない」　　村木厚子著　　日経BP社　　

村木さんが田舎の大学から労働省に入省し、地方転勤、結婚、出産、育児などを経ながら局長になり、突然逮捕され、無罪となるまでの紆余曲折を綴った半生記です。こう書くと山あり谷ありのような人生っぽいですけど、終始のんびりとした文章が続きます。検察批判の詰まった重い内容ではありませんでした。


良くも悪くも公務員的なのん気さにあふれています。
マイペースで歩む村木さんの人柄がにじみ出てくるような文章に好感が持てます。
読みやすい文章なのでおすすめです。

５０代の村木さん、巻末近くで「５０代が楽しい」と書いていますが、
６０代になったらなったできっと「６０代が楽しい」と言う人なのでしょう。

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