新作アイテムの中でも改まった雰囲気の少ない
「着物ドレス（フロリーヌ）」黒を着用させてみた。
パニエに合わせて小物は黒と紫。
……なぜか組み合わせアイテムに困らないカラーリングだｗ

私は２０１１年４月入会だから詳しくないアイテムだって多いけれど
着物好きがそのまま突撃する形でコレクションに励んできたので
和物ならば２００９年アイテム以外はそれなりに詳しくなった。

ミニ丈の和物は黒ガチャの時代劇で出た
「南蛮渡来のゴシック娘」「ハイカラ茶屋の看板娘」がうけたからだろうか？
「浴衣（パピヨン）」も人気がある。
今年の「浴衣（サマードール）」はパピヨンと同一シルエットになっているが
パピヨンより裾が重い感じに仕上がって残念。
ただカラーバリエーションが増えたのは良かったかな。

黒ガチャの妖怪ものにもミニ丈着物は出てくる。
九尾と金色キツネも一応含まれるけれど
座敷わらしが一番それっぽい。
ただこれは着丈が本当に短いのが特徴。

一番失敗作になったのは２０１１年の「振袖（春芙蓉）」で間違いないだろう。
パピヨン人気にあやかろうとしたのだろうけれど
色も柄も丈もすべてが残念になってしまった。
振袖なだけにバランスが崩れたのと、振袖だからと柄を古典的にしたこと、
浴衣と差別するためだと思うけれど縁がただ分厚く布団のよう。
これ、普通丈の振袖ならかなり良かったと思うんだけど。
むしろ「振袖（イノセント）」をミニ丈にしたほうが合ったんじゃないかなあ。

秋に出た「お月見茶屋」２種はハイカラ娘のリメイク的存在だが
2週続けて出したのは失敗だったと思う。
ミニ丈にエプロンはすごく可愛いがしかし、続くと飽きるんだよ。
片方エプロンなしにしてくれればよかったのに。
しかし靴を選べず変えられないハイカラ娘より自由度は高い。

色も柄も丈も中途半端すぎてコレクションに加えていない
（今後は加えるかも？）のが「わらしの衣」。
塗りと柄がつまらないのに高くて憮然としたから。
丈もどことなく野暮ったい印象が消えない。
昔の子供を意識したらこうなったんだろうとわかるけれど
それなら肩揚げに兵児帯とかやりようがあったんじゃないかなあ。

で、何が言いたいかというと、フロリーヌはなかなかいいよ、というｗ
振袖じゃないから春芙蓉のように丈で失敗してない。
下に重ねるのもただスカートじゃなくてカラーパニエ。
赤が若干渋めに仕上がっているけれど黒とよく合ってシックにもできる。
ピンクがこれは一番可愛い！
のに今回黒を着せたのは、ゴシック娘の代用品としてもいけるかなと。

他の1月限定についてはおいおい。