本日のお着替えと『ちはやふる』と百人一首
新しい巫女はオレンジ系。
ということでオレンジ系の小物をがさがさと集めてみました。
作っててよかったユリのオレンジに
なぜか無視できなかったにゃんこ巾着のオレンジ。
花冠は「妖精の冠」が高値高嶺の花だからと入手したものですが意外に使ってるし。
巫女と「夏のお嬢さんのワンピ」は重ねられると以前教えてもらってからの鉄板コンビ。
普通に着せててももちろん巫女はいいんですけどね。
さて、大の漫画好きの私ですが。
現在楽しみに先を待っているのは『3月のライオン』『路地恋唄』
『聖☆おにいさん』『魔法使いの娘ニ非ズ』などなど多数ですが
掲載雑誌まで追いかけているのは『ちはやふる』だけです。
ここ数年マンガ大賞などで名があがり、ついにはアニメ放送まではじまったばかり。
(関西圏は1月から放送らしい)
末次由紀・講談社既刊15巻。
この作者の過去は私にはもうどうでもいいことだけどかなりの騒ぎになったとだけ。
過去作は泣かせる少女マンガの王道という感じで正直あまりタイプでもなかったし。
でもこの『ちはやふる』はスポ根少年漫画に近い味わいと
じっくりキャラを掘り下げる少女漫画の良さ両方を持った面白さがある。
主人公たちが打ち込むのは「競技かるた」。
お正月を過ぎて成人の日近くに袴姿の女性たちが勢いよく札を飛ばしている、あれだ。
あの時の名人戦・クイーン戦こそニュースの話題にはなるけれど
およそ身近とは言いがたいマイナー競技である。
実はその雛形こそ江戸時代からあったらしいのだが
「競技かるた」としての体裁が整い、楽しまれるようになったのは
わりと最近のことであるらしい。
女性の中で一番強い人物が「女流名人」でなく「クイーン」と言うくらいだし。
ベースになるのは小倉百人一首。
ゲームの場には2人の競技者が25枚ずつ並べるが読まれるのは100首。
相手より早く札を取って自分の陣がなくなれば勝ちというシンプルなもの。
この競技は男女や体格差を問題にしないという点が面白い。
ヒロイン「ちはや」は転校してきた「新(あらた)」に競技かるたとその面白さを教えられ、
幼馴染の「太一(たいち)」とともに強くなろうとしていく。
少女漫画としては暗示される三角関係がもっとクローズアップされるべきかもだが
現在はひたすら、かるたかるたかるだである。そこがいいw
漫画の題材として競技かるたが取り上げられたのははじめてではないにしろ、
ここまでメジャーに躍り出たのは末次氏の華やかな絵柄や、
ぐいぐい引き込まれるストーリー展開との相性もあるだろう。
比較対象としてよく挙げられるのは『ヒカルの碁』や『とめはねっ!』だが
題材のマイナーさという共通点くらいしかないと私は思っている。
ちなみに両方愛読してますがねw
ミーハー的にキャラの話をすると、
私の一番ひいきはちはやのライバルのひとり、須藤。
作中髄一のSキャラであるw
おかげで主人公たちの三角関係もわりとのほほんと眺めていられる。
しかしこの作品の中で一番イイ男はちはやのかるた部仲間の机くん。
秀才タイプだがかるたの才能があるわけでもない。
だが仲間のために一歩引いて協力する彼は本当にかっこいい。
女性陣に目を向けると、まず何と言っても女帝だな。
かるた部の顧問で理系の女教師。迫力あるおばちゃんであるw
最初はかるた部を遊んでいるだけだろうと軽く見ていたのに、
その真剣さに打たれて理解者となってくれる。
こんなおばちゃんがかっこかわいく描けるというのはすごいよね。
さて、私自身は競技かるたには何の縁もない。
しかし小学生の頃からお正月といえば百人一首を家族で楽しんできた。
ただその時以外は百人一首で遊ぶ機会には恵まれず、
後年、大人になってからひなまつりなどで遊ぶようになった。
そんな時には我が家でずっとつかわれてきた札を持参する。
元々親のものだから50年くらいたってるけど現役w
この札が競技かるたで使用されるのと同じだと最近知った。
大石天狗堂という歴史ある店が作っているもので、めちゃくちゃ丈夫。
読み札の絵も渋くて味があってとてもいいんだな。
ネットでも購入できます。
インテリアには1/2サイズの「小町」とかも魅力的。
小倉百人一首は和歌として優れたもの、それほどでもないものもあるけれど
和歌集などで読むより身近でとても愛しい。
というわけで来るべきお正月。
『ちはやふる』読みつつ百人一首で遊んでみませんか?
あずみ
2011/12/31 02:43:36
>ぷちきよさま
小学生編もいとしいですがメインの高校編は熱くて楽しいですよ♪
バイリンガル用ってそんなのもあるんですね。
擬音とか翻訳大変そう。
理系の人に憧れてやまない根っからの文系人間です。
でも古文は苦手。ただ口にして気持ちいいので和歌も漢文も好きは好きです。
百人一首以外のかるただと種類ありすぎて皆が同じように覚えて遊びにくかったろもします。
>サヤさま
巫女とリラックスサマーワンピも重ねられますよ♪
アニメも評判いいようですし見られたら見たいとは思ってます。
競技であるからには熱くて燃え上がっていくのが楽しい!
さすがに飛ばして遊ぶなんてことはしませんでしたがw
>mizukiさま
嫌いなキャラとかいませんし、皆がんばれ!とか思ってしまいます。
太一は不憫キャラなだけに成長を楽しみにしてます。
須藤は「さん」か「先輩」呼びしちゃいますね。
たとえ年下であっても関係なく。
モッチーはモッチーなのにw
mizuki
2011/12/29 23:49:41
『ちはやふる』読んでます(*´▽`*)
キャラクターそれぞれがただかっこいいとかではなく魅力ありますね~
みんな応援したくなります。特に太一(ノ▽〃)
須藤はつい「須藤先輩」と呼んでしまいますv
サヤ
2011/12/29 20:30:54
おぉ!こんなコーデがあったとは驚きでやんす(・ω・´)これは確かに鉄板!
『ちはやふる』はアニメから入ったんですけどかなり面白い♪
面白いっていうか熱くなる?どっちも正しいか←
百人一首は小学生の頃に少々…
生徒同士の交流目的でやったんですけど結構ハマった記憶があります(*´∀`*)
と言ってもアニメのような熱い戦いはしておりませんがw
ぷよきち
2011/12/29 09:47:55
『ちはやふる』、私も興味持ってますよ~
本屋さんで、バイリンガル用の単行本(まだ1巻のみ)を読んでから、
先が気になってます^^ まだちはやさん、新くん、太一くんしか出ていませんが・・・
私自身は根っからの理系者であるため、古文は大っ嫌いな分野なのですが、
でも小倉百人一首だけは、小学生の頃に全種覚えたこともあって、遊びとして
参加することはできる程度にたしなんでます(?)。
うちも中学くらいまでは、正月には、親戚で集まって百人一首やってましたよ~