今日は久々の堅いネタで。　

金融商品取引法で定められた内部統制報告制度が本格的にスタートし、
上場企業には「内部統制報告書」の提出が義務付けられました。
俗に「日本版ＳＯＸ法」対応と言われてるやつです。

３月決算の会社なら、今年６月ごろに
初めての内部統制報告書を提出します。
さっそく今日、３月決算会社では第１号となる
（株）ムトウの内部統制報告書が提出されました。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090602/331184/


・・・・でも、こんなもんに期待してる投資家がいるんでしょうか？？


ムトウの報告書見ましたけど、なんとまあ意味のない報告書だこと・・・

「重要な欠陥」があった場合により注目すべきなのは承知してますが、
それでもこの報告書に大して意味を見い出せません。
欠陥があっても上場廃止になるわけじゃないのに。


この制度、全くの無駄とまでは言いませんが
監査までやって報告書出す必要はないんじゃないでしょうか。
今のままでは、出すためのコストばかりかかって無駄なだけです。

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