「小さな恋の終わりとハジマリの物語 序章 歩み」
これは小さな二人の物語
ふたりの道は
お互いの些細な選択の結果、交差することになった。
ここに、小さな・綺麗で・決して消えることのない
ふたりの物語を記そう。
「僕は樹の枝のように分かれた道のうち1本の道を選んだ」
・ 「私は偶然見つけた道を進んでみたくなった」
「僕は初めて通る道を歩きながら、
どこか心細さと、歩くことの楽しさを踏みしめて歩いている」
もうこのまま孤独に歩いていくんだと。心に縛り付けて
・ 「初めて見つけたその道は、
どこに続いているのか探るように
私は歩き続けた」
・ 新しい道を歩くことで、自分の殻を壊すように
ふたりはそれぞれの時間で道を歩くうち、
大きな広間にでた。
・・・続・・・