今日は聖バレンタインが殉教した日です。

イタリアを旅行したとき、ローマにある真実の口を見に行きました。
映画「ローマの休日」で有名な、おっさんのレリーフですね。

この真実の口、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会という
小さな教会の入り口にあるのですが、
実はこの教会に聖バレンタインが眠っているのです。

薄暗い教会の中に入ると、正面に祭壇があります。
この祭壇に聖バレンタインの亡骸が安置されているのかと思いきや、
そうではありません。

入って左手の壁に、ろうそくが灯された一角があります。
壁には小さな窪みがあり、そこに何か入っています。
近づいてみると、茶色く変色した頭蓋骨。これが聖バレンタインの遺骨です。

ガラスケースに収められているとはいえ、丸見えのドクロ。
もう少しちゃんと安置したほうがいいんじゃ…。
見ていてロマンチックというよりホラーな気分になりました。

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