……あのあと、久々にボカロ聴きまくるぞーと思ったのに、

鏡音リン検索で出てきためぼしい曲をマイリストに入れる作業を延々としてたら

あっという間に時間がなくなってしまってあまり聴けなかった。

あと、VOCALOID3の新しい子たちの歌も、適当に選んで試聴。うーむ。

……この際だから言ってしまうと、私が鏡音リンを最初に好きになったきっかけは、

「この微妙な立ち位置の子を俺が見捨てたらどうなってしまうのか」という

売れないアイドルを応援するオタみたいな勝手な同情が多分にあったと思うのですよ。

（今はリンちゃんの声そのものが大好きだよ！）

ちょっと可哀想な立場の人に惹かれやすいの。判官贔屓なの。

で、それで行くと、ボカロの新しい子というのは、なんつーの、収穫逓増だっけ？

既に半ば出来上がっている市場に、果敢にも居場所を作りに挑んでいく訳で。

その可憐な姿からして、私が応援したくなる立場の子たち、の筈なのだけど。

兎眠りおん、SeeU、CUL、結月ゆかり、Mew、蒼姫ラピス、IA。

この中に、一度聴いただけで「これは！」ってなる声の子はいなかったなあ。

（見た目だけならSeeUとIAはなかなか好みですが）

技術の進歩は流石というところで、どんどん人間に近づいてはいた。すごかった。

でも改めて。ボカロって、人間の歌声に近づけばいい訳じゃないんだなあ。と。

思ったのでリンちゃんのCDを２枚注文したった。いえーあ。