小沢氏の不甲斐なさが露見した党首討論
２８日の午後３時から約４５分間行われ、内容としては、、、
最初の１１～１２分くらいで終わったものでした。
マスメディアは相変わらずの内容で、小沢氏の不甲斐なさを責めていませんね。
首相へぶつける問題はいくつもあったにも関わらず、小沢氏が口にした
のは、いやみを抜いて、
「二次補正予算を今国会に提出しろ」「解散」の２点だけとは。
まぁ、首相の失言問題は、ヘタすると自身に返ってくるブーメラン攻撃に
なりかねないので使えないというのであるのならば、分かりますけれど。
しかし、IMF融資や定額給付金くらいは出てくるだろうと思っていたので
すが、アレだけ外で盛り上がっている割には、首相に意見を問いただす
良い機会なのにもかかわらず、一言も出てこなかったのには驚きました。
一体、この人は何をしに党首討論に出てきたのでしょうか？
責める材料は幾らでもある状況なのにも関わらず、党首討論の為の準備
が万全であったとはとても思えない内容で終わってしまったのは残念でな
りません。
こんな体たらくでは、今まで党首討論をしなかったのは、党首討論が苦手
だったからだというような憶測も出てきそうですね。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081129-OYT1T00097.htm
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失言警戒・麻生さんＶＳ辛辣攻撃・小沢さん…初の党首討論
麻生首相と民主党の小沢代表による初めての党首討論は、２００８年度第２次補正予算案の扱いなどを巡って小沢氏が攻勢をかけた。
これに対し、このところ失言などが続く首相は“安全運転”に徹し、防戦に回る場面が目立った。
小沢氏は冒頭から辛辣(しんらつ)な言葉を首相にぶつけた。
「民主党代表に就任し、きょうで３人の首相に３回目の（就任の）お祝いを申し上げた。このままだと、近いうちに４回目のお祝いを申し上げる状況になりかねない」
約１年の在任期間で相次いで退陣した安倍元首相、福田前首相のように、麻生首相も足元が危うくなっていると揶揄(やゆ)したわけだ。
小沢氏はさらに、１０月３０日に緊急の景気対策をまとめながら、２次補正予算案を今国会に提出しようとしない首相を、「筋道が通らない」と批判した。
これに対し、首相は１０月に成立した０８年度第１次補正予算と２次補正予算案、０９年度予算案を「３段ロケット」と位置付け、「中小企業（向けの融資枠拡大）は、年内に関しては１次補正で対応できる」などと「正当性」を強調した。
ただ、補正先送りには、「迷走している定額給付金を盛り込んだ補正予算案を今の国会に提出しても、野党からたたかれるだけだ」（自民党筋）という事情も大きく影響しているのが現実だ。小沢氏がそれを見透かしたように、「来年に補正予算を送るなら、今ただちに衆院解散・総選挙して、国民の審判をあおいだらいいじゃないですか」と二の矢を放つと、野党側の席からは大きな拍手が起きた。
「党首力」の勝負に自信を持っていた首相には、党首討論は国民にアピールする絶好の機会のはずだった。実際、１１月１～３日の読売新聞の世論調査では、「首相と小沢氏のどちらが首相にふさわしいか」を聞くと、首相が５０％、小沢氏は２２％だった。
しかし、首相はその後、道路特定財源や郵政民営化を巡る発言のぶれや医師批判などの失言を続けた。野党でなく、与党内からも「資質」を問う声が出る逆風状態の中、首相はこの日の討論を迎えた。
首相は事前準備で、「プラスを目指すのではなく、マイナスにならないことが大事だ。小沢氏と対決するというより、国民に丁寧に説明する」（周辺）方針を確認したという。
実際、小沢氏が「『綸言(りんげん)汗の如(ごと)し』（君主の言葉は、一度発せられれば汗と同じで元に戻せない）という言葉がある」と失言をとがめても、首相は「忠告いただき、ありがとうございます」と殊勝な姿勢を見せた。「あんた」「おたく」などの言葉は使わず、得意の「べらんめえ調」も封印した。
首相は２８日夜、記者団に「よかったと思いますねえ。テレビを通じて国民に、私と小沢氏の考え方の違いをかなりはっきり（示すことが）できたと思っていますんで」と満足そうに語った。ただ、与党では「これでは、『角を矯(た)めて牛を殺す』ことになりかねない。明朗で歯切れの良い首相のいい部分がなくなってしまう」という声も出ており、首相にとって、反転攻勢のきっかけというわけにはいかなかったようだ。（政治部 遠藤剛、円入哲也）
（2008年11月29日02時11分 読売新聞）
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陽猫
2008/12/02 08:27:22
こんにちは、水瀬 蓮さん。コメントありがとうございます。
スウェーデンを理想国家とする方は多いですよね。
ただ、理想とするのは良いのですが、それだけで終わっていては何の発展も
ないと私は考えます。
どこに憧れて、どうすれば実現可能なのか？ということを念頭に自身で調べ
られてはいかがでしょうか？
そうすることにより、理想が目標に変わりますので、望む国家に変えることが
出来ると思いますよ。
水瀬 蓮
2008/12/02 00:08:34
共産党はあくまで共産党路線で突っ走っている気がするので、
入党理由のご説明には納得しました。
確かに「一億総勢中流社会」を懐かしんでいる方は多いようですね…。
20代の私ですら、親の話を聞いていると魅力的に感じる時があります。
個人的にはスウェーデンのような、セーフティーネットがしっかりした国が理想だと思います。
マスコミの報道で踊らされているだけかもしれませんが…。
陽猫
2008/12/01 08:21:47
こんにちは、水瀬 蓮さん。コメントありがとうございます。
共産党の入党は、少しずつですが１０年くらい前から増えているようです。
入党理由は、「政策が政党理念からブレない」から。
日本は資本主義社会ですが、実は、そう少なくない人が求めているのは、
求めている社会像は「一億総勢中流社会」なんですよね。
その実現が可能だと思える党が、共産党であると思う人が多いのは事実
のようです。
水瀬 蓮
2008/12/01 00:20:51
自民党も民主党も、どちらも魅力が足りない気がします。
「具体的にどこが？」と聞かれると、困ってしまいますが…。
仮に解散総選挙をするとしても、どの党に入れるか悩みます。
最近気になっているのは、共産党の入党者が増えている事です。
しかも、若い人が多いそうです。雇用に関して、不満が募っているからでしょうか？
陽猫
2008/11/30 08:05:52
こんにちは、びわさん。コメントありがとうございます。
良いところを紹介してくだり、ありがとうございます。
こうやってやり取り全部を文章化されているのを見ると、より
内容が把握できますね。
＞解散についても、現時点で民主の政策を列挙し自民と比較
＞し上げる、正当性を主張するぐらいすればちょっとは説得力
＞あるのですが、いまの何も語ってない段階では、自民が好
＞きか、民主が好きかぐらいでしか選べないですよね…
ええ、まったくです。
いかにも、解散総選挙は内閣の為だといわんばかりの低姿勢
は、「甘言をもって篭絡する」にしても見え透いた手口だなぁと
思います。
それならば、びわさんの言われるように、民主と自民の政策を
比較して、民主の正当性を訴える事の方が、より、国民の信頼
を得やすいと思いますし、次期政党は「民主」という主張にも、
説得力を感じます。
（まぁ、本当に説得されるかは民主の政策次第なのですが^^;）
＞特定国への融資は理解できないですね。ＩＭＦ経由でお金貸せるのに…
ＩＭＦからだと踏み倒せないからじゃないですか？ｗ
という冗談はこっちにおいておいて、
某国は、前回ＩＭＦから融資を受けた時に、強制的に構造改革をさせられた
そうで、当時、国民や財界からそれへの反発がすごくて、ひと悶着あったか
ら、また、”今回もＩＭＦから融資を受ける”という話になったら、どんな反応が
某国内で起こるかわからないから、、、日本にまた一肌脱いで欲しいという
ような要請でもあったんじゃないでしょうか？
なんだって国連重視の人が、特定国を気にするのか、と気にはなりますが、
今のところ日本は、そんな局所的な対応をしてあげるほど余裕はないので
ちょっとお話にならない事柄を持ち出しているなぁと思います。
陽猫
2008/11/30 07:12:44
こんにちは、あろんさん。コメントありがとうございます。
＞他人事になってはいけないのですが…勝手にせぇ！って感じです。
ええ、言いたくなりますよねー。
でも、だからこそ、声を大にして、「一体、なにをしているのでしょうか？」
と聞くべきだと思います。
陽猫
2008/11/30 07:09:18
こんにちは、つくよみさん。コメントありがとうございます。
＞仮に首相が小沢さんに変わっても 同じ事になりそうなよかんー
同感です。
もういい加減、政党とか人の好き嫌いで、政治を判断するのをやめ
るようにしなければ、皆が願っている良い方には変わりませんよね。
びわ
2008/11/30 01:12:07
攻勢とか、防戦とかどこの話を聞いて文章書いてるんだろう…
以下の全文よんでみたんですが、麻生さんはみんなに分かるように細かく説明しながらも、
小沢さんの意見にもちゃんと返答していますね。
それに対して、小沢さんは同じ話繰り返して、話の論点を無視してマスコミ受けしそうな言葉ばっかり
使っている感じです。
内容を読めば攻勢なのは麻生さんのほうだと思うんですがね、
マスコミは声の大きさしか勢いしか重視しないのでしょうか？
私も予算案の詳細まで知らないので、詳しく調べる必要あると思いますが、
２次補正予算という言葉でのみ語っている小沢さんはあきらかにおかしいと思います。
２次補正は、当初は枠組みを作っているという公表し、世間に安心感を持たせる必要があったということ、
そして、今は、１次対策、金融強化法案で必要な対策は行っており、それらが不足している場合、
問題点を把握し２時補正を出すという話になっています。
解散についても、現時点で民主の政策を列挙し自民と比較し上げる、正当性を主張するぐらいすれば
ちょっとは説得力あるのですが、いまの何も語ってない段階では、自民が好きか、民主が好きかぐらいで
しか選べないですよね…
特定国への融資は理解できないですね。ＩＭＦ経由でお金貸せるのに…
返済もしてくれないし、領土を侵略してくる国ですからねぇ。
党首討論全文は以下のを見ました。
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0811/0811280415/1.php
あろん
2008/11/30 01:04:03
そうですね、最近のを見ているとため息しか出てこないって感じです
他人事になってはいけないのですが…勝手にせぇ！って感じです。
つくよみ
2008/11/30 00:46:23
日本の総理て変わりすぎなので、なんでもいいから定着してほしいんですがね・・・
仮に首相が小沢さんに変わっても 同じ事になりそうなよかんー