「ねこあそび」（大判コミック）
「ねこにゃんのわがまんま」（ボニータコミック）

九条タカオミ　作　（秋田書店）　

http://item.rakuten.co.jp/book/5378609/

“セリフが一つもない猫まんが”

猫にメロメロな飼い主との日常を飼い主目線で描いたコミック。

どうにも愛らしい猫と、いかにも猫な行動＆仕草。
ついつい、自分の猫と重ねて「あるある～～」と思ってしまいます。

そして、いかにも猫のマイペースと、それにふりまわされる飼い主。
その飼い主を含め、人間が出てこないのが、このまんがの特徴。

「トムとジェリー」を思い出してください。
人間が足とか、下半身、手しか出てこなくて、
（たまに顔の下半分とかはでましたが）
あくまでも、猫とかかわる部分だけ。

そして、セリフが一切ない。

擬音語や擬態語で猫の行動を補助して、
飼い主の思いは、噴出しの中にイラストであらわしてあります。

言葉がないので、この主人公（？）の猫、名前がわかりません。
ちょっと下半身ぽっちゃりぎみの、黒目の大きな、コロンとした猫。

「ねこあそび」は４コママンガで先に出ました。
そのあと、連載になって、「ねこにゃんのわがまんま」ただいま２巻目まで発売中。

猫を飼っている人も、飼っていない人も、
癒され、ヤラれるコミックです。