ワールドカップジャンプ IN プラニッツァ
HS 215
残りも2日。今日は団体戦の最終戦です。
選手によっては、昨日の個人戦、今日の団体戦が今シーズン及び現役最後の大会になります。
優勝したのはやはりオーストリアチーム。この台を得意としているコッホ選手の勢いが止まりません。後半戦調子を落とし気味だったシュリーレンツァウアー選手、コフラー選手も大ジャンプを連発しての圧勝でした。
計8本中、4本がヒルサイズオーバーでした。
2位に入ったのはノルウェーチーム。ロングジャンパー気質の選手が多数いますが、今大会は少し鳴りを潜めているようです。特に個人総合ランキングトップのバーダル選手の飛距離が延びません。
3位にはドイツチーム。ディスタンス部門でトップのフライターク選手、同5位のフロイント選手がいつも通り飛距離を稼ぎましたが、今大会はヴァンク選手も頑張りました。
4位に地元のスロベニアチーム。昨日の個人戦を制しているクラニィエッツ選手が1回目に最長不倒の231m。
日本チームは6位で竹内、栃本、葛西、伊東の4選手。ヒルサイズまで届くジャンプが1本も出ず順位を上げることが出来ませんでした。ただ、8本全てがK点越えのジャンプでした。
今季で引退するマッティ・ハウタマキ選手のフィンランドチームは9位で2回目に進めませんでした。最終戦は総合ランキング上位30名と地元枠3の33名しか大会に出場出来ないため、この団体戦が最後の大会。
2回目開始直前に、現役ラストジャンプを披露。フィンランドチーム関係者に祝福で迎えられそのキャリアを終えました。
明日は最終戦。ここまで総合優勝(オーバーオール)がもつれるのも珍しいです。
ただ、2回目に進めない選手は3人だけなので、バーダル選手が極めて優勢です。