白拍子 静午前
白拍子の起源は古い。
もともと神おろしをするため、巫が舞を奉納したのが始まりだ。
白い水干に烏帽子スタイルが定着したのは、平安末期。
まさしく源平合戦の時代だ。
皇族や貴人の前で舞い、即興で和歌も詠むため、それなりの教養と立ち居振る舞いが必要とされた。
だから時の上皇や皇族、貴族も愛妾として召抱えられもした。
その白拍子の代名詞といえば、やはり静御前かなあ。
判官贔屓の言葉も残るほどの悲劇の英雄、源義経に愛された美女。
悲劇のヒロインとして、か弱いイメージが主流の彼女。
なよなよとしたイメージを、大半の方が持たれているかと^^;
私にとって彼女は、自分を思いを堂々と主張した、自立した女性だ。
京の都で一番と言われるほどの舞いの才能。
愛する人とともに、吉野の山奥まで逃避行する思い切りの良さ。
自分が足手まといになると悟ると、潔く袂を分かつ決断f力。
捕らえられ敵の親玉の面前で、愛する人がが恋しい、今よりあの人の栄えていた時代に戻れたらと、しっかり自己主張する気の強さ。
その仇の親玉、源頼朝さえ魅了した舞の冴え。
これがなよなよした、悲劇に泣きくれるヒロインとは、どうしても思えない。
芯の強い、自立した凛々しさを感じるんだけど。
いかがなもんでしょう?
ラト
2012/03/21 23:08:41
らてぃあさま
私が持ってるイメージも、本を読んだ結果です。
あくまでも私のいんしょうだけど、悲劇に泣いてばかりの女性じゃなさそうですね。
義経様、好きですの峰の白雪の歌は、即興で舞いながら頼朝の前で歌ったそうですよ。
らてぃあ
2012/03/20 22:04:13
イメージは後世の人々によって創られるものだから、実際は違ったでしょうね。
でも、頼朝に捕まった後、義経を慕う歌を歌ったんだっけ?度胸あるぅ。
ラト
2012/03/18 17:37:00
ちっちさま
タイトルの間違いは見なかったことで、そのへんよろしくw
そうそう、男前じゃなく漢前な性格をしてたんじゃないかと思います。
野に咲く花のおうにひそやかだけど、逞しさも兼ね備えてたんじゃないかなと。
吾妻鏡の彼女は、ほんとに潔いですよ。
ラト
2012/03/18 17:34:09
沙羅さま
よく漫画や時代劇や小説でかかれる静御前、どーもなよっとしてイメージが違うなと。
んで、ヨッパ状態でブログ書いたら、タイトルが残念なことに^^;
戒めにこのままおいときますw
午前様は私だな><
ラト
2012/03/18 17:31:00
Yureさま
Yureさんのあげられた白拍子の方々も,静御前ほど派手じゃないけど自立してますよねえ。
やはり一芸に秀でた女性の潔さがみえますよ^^
女性の強さもいろいろ、平家物語なら清盛の妻、二位尼も好きですよ~。
ラト
2012/03/18 17:19:05
Lycopeneさま
コメントありがとうございます。
タイトルは…単なる私の間違いです><
けっして静御前が午前様だったわけじゃありません^^;
私が午前さまになることは多々ありますがw
ラト
2012/03/18 17:16:18
♪桜ももみ♪さま
彼女が生きていたのが800年前…真実は闇の中ですねえ。
ちっち
2012/03/18 16:05:41
皆様のコメント見るまで午前様と気付いてなかった^^;
私も静様は強い女のイメージしかありませんw
いっそ漢らしいと思います^m^
希望・願望織り交ぜて、ヒロインはこうあってほしいものです*^^*
沙羅
2012/03/18 14:33:23
確かに愛する人の兄でもあり敵でもある頼朝の前で
義経を慕う唄を歌うあたり、肝は据わってるよねぇww
で、ブログタイトルの静、午前様やったん?ww
Yure
2012/03/18 07:56:18
好み、からいくと・・・ 私は祇王・祇女・仏、かなぁ・・・ 郷御前とか(んなマイナーな・・・ ^^;
ラトさん、“強い女”お好きね~(くすくす)
Lycopene
2012/03/18 01:00:49
初めまして、広場から失礼します。
タイトル拝見して、静御前が飲みすぎて朝帰りしたのかと思ってしまいましたw
♪桜ももみ♪。
2012/03/17 23:59:42
実際にどうだったのか知りたいよねw