楽しいは正義

深冬

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ガルガルッ!

(つぎ)あの頃のおそらくは平穏な日々の一部の3

日記

さて次はアッシュのおススメのおススメじゃない店に向かいますが アッシュは すっかり一軒目の衝撃的な味にやられてしまったよーで しょぼーんな状態です。

対戦相手に恵まれて 運よく初の甲子園出場を果たしたものの 初戦の対戦相手の抽選でPL学園を引いてしまった野球部のキャプテンの帰り道のような足取りの重さで店を案内します。

(アッシュ)「ここだけど まぁ さっきの店ほどじゃねーんだよな・・」
(友人)「まーまー ものは試しだし 食べてみようよ♪」

うれしそうな顔で言う友人、「まずい」と分かっているのにわざわざ うれしそうに食べてみようという脳みそがウチには理解不能です。
1回「あなたバカなんですか?」と聞いてみたいところです。

お店の雰囲気は「普通の中華屋さん」 カウンター席と4人掛けのテーブル席が2個というつくりになってます。

問題の「中華そば」を注文すると 店のおじさんは 大鍋に水を入れ始めました。
「えっ!?いまからお湯沸かすの?まだ14時前なのに もうお湯無いの?その大鍋のお湯沸くまで 相当の時間かかるでしょ・・?」
カウンターの向こうで おじさんがネギを刻み始めました、
「普通ネギは切ってあるよね・・・?」
すでに嫌な予感しかしません。

予感的中です、もうかなりの時間が経っていますが ラーメンが出てくる気配はまったくありません。
店においてある「ワン・ピース」を1巻から読んでいたのですが すでにウソップが登場しています。横に座っている友人は 3冊目の「よりぬきサザエさん」を取りに行きました。

「ヤ」の付く職業の人だったら そろそろ「宿泊に来たんじゃねーぞ!コラァ!」と言ってテーブルをひっくり返しても許されそうな時間が経った頃 やっとラーメンが運ばれてきました。

(エイジ)ずっずる~「う~ん・・・まぁ さっきの店に比べるとアレだよね・・こっちの方がおいしいよ うん」

さすが常識人のエイジです、しっかりとオブラートに包んでくれています。これなら店のおじさんに聞かれてもOKです

ここで友人が「おいおい どこの海原雄山だよ?」とツッコミを入れたくなるよーな言動を始めます。

(友人)「うん 美味くはない、美味くはないが 特別に まずいということもない、確かに出てくるまでの遅さは目を見張るものがあった だがそれだけだ」

台無しです、包んだオブラートをビリビリと破る音が聞こえるようです、ホントに頼むから1回死んでください お願いします

ウチは自分の食べた代金をテーブルに置き「先に出てるね」と言い残しお店を出ました、小心なウチには カウンターの向こうで殺し屋みたいな目で睨んでいる おじさんにお金を渡すことは絶対にムリです


さて いよいよ最後の店に向かいます
場所的には二軒目から さほど遠くはなかったのですが かなりの裏通りで「えっ?こんなとこに店があったの?」というような場所です。
昼だというのに人通りもなく「う~ん 夜なら人の一人くらいなら殺しても目撃者無しで ラーメンスープの材料にできるかもなぁ・・」と嫌な想像をしてしまうほど閑散としています
いまは閉店時間のよーですが 向こうの方に少しエッチそうなDVDのお店も見えます 
「エイジ君 あのお店に行く時に ラーメン屋さん見つけたの?」と聞いてみたいところですが 図星だと困るので とりあえず止めておくことにしました。

最後のお店 間口のせっまいラーメン屋さんの店内は 一言でいうと・・・・
「どんだけ掃除してないの?」って感じです。
テーブルに手を乗せると なんだかすごくネバネバします
Gホイホイに捕まったGの気持ちになります
換気扇のカバーは油が厚く付着して原型より一回りは大きくなってそうです、堆積した油を発掘したらGの化石とかが出てくるかもしれません
お水の入ったコップも元々は透明だったのでしょうが 今は海岸に流れ着いたガラスの欠片のように輝きを失い 悠久の歴史を感じさせます、ロマンチックが止まりません
恐らく創業3000年 縄文時代くらいには開店していたのだと思います。
そういえばお店の入り口のれんに うずまきが2個くっついたような縄文マークがついていました 
おうちに帰りたい気分でいっぱいです

エイジ君が醤油ラーメンを4個注文します、15分ほど待つと 店のおばちゃんがテーブルに運んできました。

(続くのです)