☆メタンハイドレート
このメタンハイドレートとはエネルギー問題解決に大きく期待されています。
どのようなものかというと、メタンと水が結合してシャーベット状に固化したものでこの物質を構成する水素分子は分子間で水素と酸素が互いに結合した格子状をしていて、格子の中にメタン分子が一つずつ閉じ込められています。また、この物質の成り立ちですが、格子の中にメタン分子が閉じ込められるにはメタン分子のエネルギーが小さくなる必要があります。そのため適当な温度と圧力が必要になるわけで、冷たい海底が適していることになります。そして、日本近海の海底には結構埋蔵されているそうです。
また、日本近海の海底に埋蔵されている量だけで、現在日本が使用している天然ガス100年分のエネルギーに換算できるそうです。
ただし、問題はまだまだ多くあります。メタンハイドレートは地下では固体として存在しているので、エネルギー資源として利用するには、メタンハイドレートを溶かして遊離したメタンガスとして回収することが現時点では適当と考えられています。ところが、日本近海のメタンハイドレートは水深が500m以深の大水深域に賦存しているので、効率よく融解させメタンガスを回収する方法や、回収するための開発システムが課題としてあげられているそうです。
パドメ
2012/03/25 19:37:33
きっと、日本の技術ならなんとかなりますよ、そう信じたいです。
タチコマ
2012/03/25 18:23:02
地球が何億年もかけて蓄積した化石燃料も枯渇の危機ですからな。。。
有効利用したいですな^^
睦月
2012/03/25 05:44:17
石油利権やらコストパフォーマンスの問題、はては領土問題も出てくるかもしれません、なかなか難しいですね。