中学のころ、自分で好きな校風の学校を作るのが夢でした。

通学証は、市街地に設置された転送ポッドの通行証を兼ねており、
ＤＮＡにより本人確認される。

建築資材はすべてリサイクル品、
元素単位でごみを分解し再構築されたものを使用。
外壁は恒久的な酸化チタンみたいな光触媒で常に空気を浄化する。
液体のような循環型で表面が汚れることはない。

日があたるところの大部分を太陽光発電し、雨や大気中の水分も
汚れを除去し、夜は圧電素子を敷き詰めた床材により、足元が照らされる。
太陽からの自然放射線もエネルギーとして利用。

館内には、すべての物性を調べることができる端末があり、
３Ｄ的に知覚でき、温感、触覚も体感可能。

ひらめいたアイディアを討議できる定例会があり、
ひらめいた本人が中心にたち、
教師がバックアップを行う。

もはや、学校というより
数百年後の未来だったり・・・