うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

いつかみたゆめ、借金のとりたて

日記

夢の中で私は知らない女性になっていた。
23歳ぐらいだろうか。
海外に行ってしまったらしい、別れた男が残した借金の取立てにあっている。
ジャングルジムや砂場があるさびしい公園で。
埃っぽい藤棚もあった。
私の知らない人生が、夜の世界で繰り広げられている。