うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

七分咲きの桜

日記

縄張りをチェックする猫のように近所の桜を見て回る。まだ全体に、7分咲き位だからだろうか、うんざりとうっとりとするような幻想はない、或いは積み重ねてそれは始まるのだろうか。蕾がめだつ。川に映った桜と合わせて、満開にむせそうな気分を作る。水がどぶ臭い。このままを受け入れること。