うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

脱皮した桜

日記

仙川沿いの桜。花散らしの雨の時はまだ桜は迫ってくれた。
晴れの翌日。今日も迫ってくれるだろう…。
だが桜はもう次の季節への脱皮を図ってしまったみたいだ。
何かが違う。思ったとおりではいつもない。
写真を少しだけ撮って帰る。夜中にようやく開いた。
その中ではまだ満開、脱皮前に見えることに驚く。
思ったとおりではいつもない。
脱皮の現実と満開の映像、狭間にて。