「エアリーロング」の紫を入手したのでそれに合わせてコーデ。
いつも黒髪だから背景が暗すぎると髪がカメレオン状態になるのだけれど
さすが色つきだとその心配がないですね。
配色あわせで「振袖（華月）」を引っ張り出しました。
この振袖はやっぱり好き♪
椅子に座れないんだけどね（２００９年の和物共通）。
帽子とおそろいの傘よりハンティング銃の方が面白かったので採用。
夜桜ハンターというか、訳わからんコーデですがｗ
「エアリーロング」は黒持ってたんですがフリマで手放しちゃったんで久々。
色が変わるだけでも新鮮ですね。


自他共に認める年期の入ったオタクやってます。
アニメとか動画はすっかり見なくなりましたが漫画は読む。
雑誌は以前は月に６冊以上購入してましたが現在は
「ＢＥ　ＬＯＶＥ」（『ちはやふる』目当て）と「ヤングアニマル」（『３月のライオン目当て）のみ。
コミックスも購入数は抑えるようになりましたが色々読んでいるし。

で、昨日、発売を知って『超嗅覚探偵ＮＥＺ』（那州雪絵・白泉社ＨＣ　ＳＰＥＣＩＡＬ）購入。
警察犬と勝負できるぐらい鼻がいいことをペット探しなどに使っている松下に
刑事になった高校の同級生だった神保が再会して……
というコメディ色の強い連作短編です。
上司・芳谷にあいつは使えるから手なずけておけと命じられた「ふつうの人」神保。
周囲に理解されず性格のひねてしまった松下。
高校時代、「臭くない人間なんかいない」という松下のつぶやきに反感を覚えた神保ですが「見ないふり」をしない人間になりたいと刑事になっただけあってイイ奴。
くえない芳谷と松下の従業員マリコがいい味です。

確かに超人の設定にすごくよく見えるとかすごくよく聞こえるはあっても、
すごく鼻がいい、はないですよね。
そして犬並みに鼻がいいとその相手には隠し事ができないというリスクまであります。
匂わないのは金くらいだそうですし。

直接じゃなくてもタバコの匂いで頭痛がするとか、香水や化粧品の匂いで頭痛する
という友人がおりますが、その比ではないのだろうなあ、と。
しかし犬なんかは生まれたときからその鼻で生きているけれど
周囲と感覚を共有できないというのは不幸なんだろうね。

那州雪絵はそれこそデビューから追いかけるくらい好きですが
一時期ＢＬを描かれていた時期はさすがに追えず、
『魔法使いの娘』（新書館）で久々の那州節の漫画が読めたと喜んだものです。
わさびアイスクリームのような作家だと思っています。
甘く食べやすそうに見えて刺激がある。
『月光』とか大作ファンタジーですがあのラストに持っていくとは思わなかったし？
『嵐が原』なんざ今でもぞくりとくるすごさがあるし。
代表作の『ここはグリーン・ウッド』には文字通りのめりこみました。
忍先輩が好きで好きで好きで……今でも好きだぁっ！
『天使とダイヤモンド』なんか夢中で読ん野球漫画のベスト作品のひとつだと思う。

うん、那州雪絵大好きなんですよｗ
というわけで
『魔法使いの娘ニ非ズ』の新刊はいつかのう、ばあさんや？