今週羽田にできた「ファーストキャビン羽田ターミナル１」に行って来ました。

貧乏性な私はカプセルを使うことが多いので（まともなビジネスホテルに泊まれるくらいの資金力はあります）、できると聞いた時から興味持ってました。


ただ思ったことを先に言うと、二度と行かないと思います。
ホテルの好みはあるでしょうが、わざわざここを使う理由がないので。
空港にあるカプセルだけど空港に関連した特徴があるわけではないです。部屋を「キャビン」と呼んでるのは新鮮で、何が違うのかな？と興味持ってたのだけど普通にただの「カプセル」でした。
浜松町か蒲田まで出て安いホテル探したほうがよさそうです。
オープン直後の洗練されてないところは割り引いて評価しますが、それでもひどかった・・・


まずはネットで予約。カプセルに予約して行くことはまずないのでなんだか新鮮。

周り、というか空港内の飲食施設は２１時を過ぎると早々と閉まってました。
しかたがないのでまだあいていた高そうな店で夕食。ほんとに高かった・・・
ホテル内では飲み食いできないのでこのへんの環境はホテルとして致命的な気がしますが、まあ空港内のカプセルならそれでもいいのかな。

以下、入ってから気になったところ。

・なぜかヘッドホンが貸与制。ほとんどの人はTVを見るんだからカプセルに備えつけときゃいいと思いますが・・・

・中が迷路のようでわかりづらい。案内も少ない。壁の色は黒がベースで暗くてわかりづらい。

・部屋は中途半端に広くて豪華。私は広い部屋（ファーストクラス）を選んだけどカプセルに部屋の広さはあまり意味がありません。部屋を「キャビン」と呼ばせるのもあんまり意味が無いような。

・部屋に鏡がない

・スリッパがビニールに入っている使い捨てっぽい。んなもん使い回しで十分です。

・大浴場の脱衣場がない
　これは一番びっくり。扉を開けたらいきなりタイル敷の風呂場になってました。どこで服を脱ぐんだ！
　・・・と思ったら脱衣場がないわけではなく、隣のシャワールームのところで着替えて通路（といっても歩いてきた廊下の延長）を通って入れということのようでした。
　サウナ単体でも営業してるところでこういうわかりづらいカプセルはありますが、これはひどい。。

・共同洗面所にドライヤーはあるのに、くしとひげそりがない


読んでもらえればなんとなくわかるでしょうか、
金のかけどころを間違えてる感じのカプセルホテルでした。
いわゆるベッドメイクさん的な人の作業費を減らしたいのかもしれません。


あえて良いところをあげれば、施設外の音がまったく聞こえないところでしょうか。
いびきや話し声、マナーモードでない携帯の着信音は普通にうるさいけど、カプセルにありがちな外の車の音はまったく聞こえません。聞こえるかもと思っていた飛行機の音もまったく聞こえません。部屋内や通路では静かに、との注意書きはほしいところですが。


あの立地でまともなら多少高くても使いたいのに。ちょっともったいない気がします。
ここに泊まる外国人も多いでしょう。標準的なカプセルでもビジネスホテルでもないここが日本の標準的なホテルだと思われてしまうのは心配です。

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