うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

名前をしると挨拶できる

日記

ヒメオドリコソウ、ヤブケマン草、レンゲ草。
この頃、目につく花。
カラスノエンドウ、ヤマブキ、フジ…。
結局私が覚えている花の名前は父が育てていたとか、父と見に行ったとか
そこに帰ってしまう。新たに覚えた花の名前は殆どない。
それは16歳以前におぼえた、ということだ。
だけど、ラベンダー、ローズマリーはそれ以降に知った。
ノハカタカラクサは去年、トヤダノタカシダレは今年の三月、
ジゴクノカマノフタも三月…、
ほんの少しは、最近知った花の名前もある。

ここ数年は、鳥の名前を覚えるのがたのしい。
名前を知ると見かけた時挨拶できる。
関係がうまれる。
鳥がとんでいる…。ないている…。
というよりも、
ああ、ムクドリがいる。
四十雀がないてるなあといったほうが、
まるで友人の近況をしるみたいだから。

新緑がまぶしい季節になってきた。
今度は樹の名前が気にかかる。

  • ジプシー妖

    ジプシー妖

    2012/05/03 13:49:00

    「何」を書いているのか気になって訪問しました。
    道端に咲く野草の名前、
    知ると知らないでは大違いですね。
    ノカンゾウ・カタクリ・チチコグサ・ハハコグサ・・・
    みな素朴で可憐な花を咲かせます。
    でも、
    春にはノビルが気にかかる・・・
    つまみになるから・・・(*´艸`*)