セカンド

風が運んでくれたもの

小説/詩

春風が運んできたものはなに
心にそよいできたものはなに

あなたの香り
あなたの声

眠る私を夢の中で
呼んでいるのはだれ

花の香がする
春風の声が聞こえる

ただよっている
ささやいている

私の思いも運んでおくれ
春の風よ

遠い美空の
あの人のもとへと



よくある話ですけど

伝えられない思いを風に託す
そんな感覚っていいですよね

窓の外
青空に相手の顔が浮かんだりして・・・

  • セカンド

    セカンド

    2012/05/05 00:40:23

    mako様

    もう一度
    風が運んでこないかな

    あの時の夢の続きを
    いっしょに見てみたいな


    まめめ様

    春風
    いつも心地よく吹いてくれるといいですね

    「好き」って

    そっとつぶやきましょうか
    大声で叫びましょうか

  • まめめ

    まめめ

    2012/05/04 08:37:16

    この詩の気持ち、痛いほどわかります。

    風に託す・・・その感覚、好きです^^

  • mako♪

    mako♪

    2012/05/04 02:18:08

    風が運んでくれたのは
    あたしの想い

    眠っているあなたに
    そっと近づいて

    頬を撫でてみる
    一瞬あなたは
    動いたけど

    また心地よさそうに寝入ってしまった
    あたしの囁きが
    子守唄かのように

    おやすみなさい
    ゆっくり休んでね

    太陽が昇り
    目覚めたときに

    頬に触れた
    あたしの指を
    その感触を
    覚えていてくれるでしょうか