天使の棲む街

くりす

日々の事やら趣味の事、たまに気まぐれに短編詩とか徒然に…。

【お題】いつか君に届く風【感動した漫画】

マンガ

結構漫画は好きで読んでた方なはずですが、
意外と感動した~!!という漫画は記憶なかったり^^;
読んでた当時は感動してはいると思うんですが、
面白いとか萌えとかの部分で読んでる事が多いからねw

…で、何となく感動的という意味で印象に残ってる漫画の記憶を辿ると
子供の頃読んだ物が多かったりしますね。

あ、以下は思いっきりネタバレ含んでますので読んでない人はご注意を^^;





○池野恋先生「ときめきトゥナイト」

第一部はやっぱり外せないかな。
物語中盤で命まで狙っていたお父さんが真壁君を庇って亡くなるとこなんか泣けます。
何気にカルロ様(何故か様づけ)も全然報われないまま亡くなってるしね。
あと番外編?っぽい扱いで真壁君が蘭世に実質プロポーズな
ブローチを渡しての「いつかお前を迎えにいく」というプレプロポーズのシーンは、
ずっと蘭世の片思いを見守っていた読者にとっては胸熱です。

○あさぎり夕「七色マジック」

同時期にライバル誌なかよしで連載されていたこちらも大好きでした。
物語の導入部では目を閉じて七つ数えるといい事が起こるという
ジンクスを信じていたヒロインの少女が最終話では
目を閉じずに七つ数えていたのが印象的でした。
そういやこれも主要キャラが亡くなってましたね。
この方は今ではBL系に以降してしまい
完全に少女マンガから撤退してしまわれたようで、すごく残念^^;

○高橋留美子「うる星やつら」

あと高橋留美子先生の「うる星やつら」の最終巻もなかなか…。
こちらも原点回帰とも思える初回と同じ鬼ごっこという手法の中にも
全然成長してないかに見えた登場人物達の成長が垣間見えて胸熱。
嘘でも「好きだ」って言えばそれで楽になれたはずなのに
こんな状況で言ったら嘘か本当か分からなくなると
それをしなかったあたるのラムへの愛の深さが垣間見えるいい最終回でした。

○新井りえ「脳髄ジャングル」

単行本1冊の短編漫画。
不条理四コマ漫画のイメージが強い作者さん。
ですが、ところどころギャグを交えつつも扱ってる内容は基本シリアスです。
作品中たまに見せるシリアスが、何とも言えず上手い作家さんですね。
誰しも持っている心の奥底にある弱い場所、
切なさ寂しさをふいにギュっと掴んでくる作風がたまりません。


…と、ここまでは一応商業誌なのでその気になれば書店や満喫で読めるレベルw
ここからはネットゲームのアンソロジーの紹介。
ネットゲームの同人やアンソロはそのゲームをやっている人にしか分からない
あるあるネタが多いのですが、
だからこそピンポイントではまるときははまるっていうかね。

○清瀬のどか「ガーネットリングストーリー」&「限界螺旋」

FF11でヴァナ恋愛らしきものをした事がある人にとっては
思わずキュンキュンしてしまうあるあるです。
そうそう、あの人の背中を守りたいからって白選ぶんだよね(/ω\)
でもなかなかそれができなくてもどかしい!!みたいなのが
本当リアルで好きな作家さんでした。

○ルナ「砂丘で君と約束を」

もうFFも絵描きも引退された?っぽいようですが、
可愛らしい絵柄と、可愛らしいお話
…それでいて唐突に襲い掛かってくるシリアスなお話のバランスが絶妙でした。
この「砂丘で~」だけが好きというより、この人のシリーズ物が好きでした。
まだHP自体は残っているみたいで、100のお題と称して読み応えのある
お題漫画でシリーズ物を公開してらっしゃるので興味のある方は一度見てみてください^^
「砂丘で~」も当初はアンソロに載っていたのですが
版権がご本人に戻ったのか何なのか電子化されてHPに載っているようです。

○沙月ゆう「いつか君に届く風」

今回のブログタイトルにも使わせていただいてます^^
FF11内に実際に存在するナイトのアイテムセイブザクィーンという
剣にまつわる物語。
幼馴染で淡い恋仲でありながら、時代の流れで身分違いになり、
想いを告げる事が叶わなくなってしまった女王とナイトの恋物語-
…を軸に、1人の未熟なナイトの成長物語。
この作品はとにかくタイトルが秀逸。センスあるなぁと感心しきり。


このへんはアンソロ収録(沙月さんと清瀬さんは個人アンソロジー集にも収録アリ)で
今となっては古本屋等じゃないとなかなか見つからないかも知れませんし
そもそもFFやってないと細かい設定分からなかったりするので
特別一般の方にはおススメするわけではないですが
ニコもネトゲの一種と考えれば共感できる人もいるんじゃないかなぁと思います^^

あ、そう言えばネトゲのクエストストーリーの中にも秀逸な物語が結構転がってますよね。
ちゃんとした?漫画よりそういう方が感動しやすいのは何ででしょうね?

  • くりす

    くりす

    2012/05/06 21:14:37

    >sakino様

    自分が大人になったせいもありますけど、
    思い出すのは大概子供の頃読んだものだったりしますね。

    ネトゲあるある系ストーリーは自分に置き換えて読むことができるだけに
    ツボにはまると本当に忘れられない作品になります。

  • sakino

    sakino

    2012/05/04 17:34:38

    そういえば長いことアニメや漫画読んでないような・・・・

    良いお話いっぱいあるんですね テレビドラマ化された『仁』これも結構面白かったです

    是非全巻読んでみたい作品です。 だけど大人が楽しめる漫画って結構あるんですね^^

    あんまり意識してなかったかな^^ 教えてくださってありがとうございます。┏○))ペコ