☆自己申告 その4
友人の御祖父様で元外科医の先生のお供で飲む機会が時々ある。普段は温厚ないい方であるが、酔ってくると人格が変わってきて、到底入手困難な情報を講義してくださることが多い。
今回はしばしばニュースで騒がれている保険診療の水増し請求について講義して頂いた。
「なるほど、こんなところに悪知恵を絞るんですね」
「この程度はまだまだ初級だな」
そして、この時は小生もかなり酔っていたため、ついつい言ってはいけない一言を言ってしまった。
「先生もなかなか悪徳ですね」
すると、突然真顔になり、
「無礼な口を慎みたまえ」
「失礼しました」
「どうしたら私に悪徳なことができるというんだ、できるわけがなかろう」
「はあ」
「こういうことは高度な医療技術とそれを支える頭脳、そして真似が出来ないくらいの根性があって初めて可能になるのだ」
「・・・・・」(あれ?何かおかしいぞ)
「いいかね、よく覚えておくように、私には無理だ、なぜなら私は単なるヤブだ!」
いつもこんな風に遊ばれている・・・・・
タチコマ
2012/05/07 22:43:53
ヤブ医者の鏡ですな^^
コロポックル
2012/05/07 17:26:00
楽しいお医者さんだなぁ~
技術と頭脳と根性があって初めて悪徳になれるのかぁぁぁぁ???
・・・ムリ!ヤブ!って言うのが可愛いなぁ♪
ブログにすみません。
素晴らしくきれいなので見てくださると嬉しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=U8yrs90o_xw&feature=youtu.be
睦月
2012/05/07 02:49:22
ユーモアのある先生ですね。
ヤブを装い裏では・・・ナンテネ。