うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

田んぼ池

日記

公園の中につくられた田んぼにまだ稲はうわっていないが、水が張ってある。水をためては乾くのにまかせる。そのくりかえし。毎年そうだ。何回かそれを行ってから、田植えをする。今日もまた池のように水が張られていた。この時期ならではの光景、田んぼ池だ。
いつもなら小さな池(ほんとうの池)か用水路にいるカルガモが、田んぼにはった水、田んぼ池のほうで泳いでいた。首を泥につっこんだり。その光景をみていたら、ひさしぶりに、幸せな気持ちがやってきた。なにかの波長があったような、みちたりた瞬間だ。